お知らせと御礼


いつも「ジョン満太郎の気ままな投資情報ブログ」をご覧いただき、本当にありがとうございます。



これまで、日米の株式市場や為替、金融動向について、気ままに、そして時には熱く語ってまいりました。皆さまからいただいたコメントや応援の言葉が、更新を続ける大きな励みになってきました。



このたび、本業により集中するため、しばらくの間ブログの更新をお休みさせていただくことにいたしました。



マーケットは日々動き続けていますが、その変化を追いかけることから少し距離を置き、自分のやるべきことに時間を注ぎたいと考えています。

これまでお読みいただいたすべての方に、心より感謝申し上げます。



また落ち着きましたら、再び市場の風を感じながら、皆さまと投資の話を共有できればと思っています。



その日まで、皆さまの投資が実り多いものとなりますように。


引き続き、健やかにお過ごしください。



ジョン満太郎

小さな光が照らす心の道しるべ 〜第三十回によせて〜

 

 

 

「また会う日まで、小さな光を胸に」

 

静かな朝、カーテンの隙間から差し込む光に目を細めながら、私はふと思いました。
この「小さな光が照らす心の道しるべ」も、気がつけば30回。

 


ここまで歩んでこられたのは、まぎれもなく、いつも読んでくださる皆さまのおかげです。

 

 

心が沈む日も、前が見えなくなるような夜も、
この場所で言葉を綴るたび、誰かの優しさに包まれ、
自分自身もまた救われていたように思います。

 

 

日常のなかで、心がふと立ち止まる瞬間。
見上げた空に、そっと答えを探していたような、そんな日々でした。
そして、その問いかけを共に感じてくれた皆さまの存在が、
私にとっての「大さな光」だったのです。

これから少しの間、お休みをいただきます。
新しい風景、新しい気づきの中で、
また皆さんと出会える日を楽しみにしています。

 

 

心はいつも、言葉を超えて繋がっている。
そんな想いを胸に、これからの季節を、どうか優しくお過ごしください。

 

 

最後に、これまで寄り添ってくださったすべての方に、
心からの感謝を込めて。

 

 

また、光の射す場所で。
— ジョン満太郎

 

日経平均「4/11急落 → 8/12最高値更新」の全体像:何が相場を押し上げ、これから何に注意するか

 

 

対象期間:2025年4月11日の急落から、2025年8月12日の最高値更新まで。
4/11の下落は外部ショックでリスク回避が広がった局面でしたが、その後は 関税懸念の後退円安半導体/ハイテク主導の上昇企業業績の底堅さが重なり、 上昇トレンドが形成。結果として8/12にかけて史上最高値を更新しました。

1. 4/11の急落と、その後の「反転シナリオ」

  • 4/11(急落):政策関連の関税ショックで世界的にリスクオフ。円高警戒や週末の手仕舞い売りが重なり、輸出株中心に下押し。
  • 4月下旬~5月(下げ止まり):関税発動の見直し/段階化観測、決算での悪材料出尽くし、想定ほどの実害が見えないことから需給が改善。
  • 6~7月(上昇加速):自動車関係の関税引き下げ観測や交渉進展期待、グロース/半導体の再評価、円安進行で輸出企業の利益見通しが改善。
  • 8/8~8/12(節目更新):TOPIXの大台突破や大型ハイテクの上伸が牽引し、日経平均は過去最高値を更新。

2. 上昇を押し上げた「実需」と「期待」の内訳

主要ドライバー 中身(何が変わったか) 株価への波及
関税懸念の後退 発動の先送り/調整観測、交渉前進への期待。最悪シナリオの後退でリスク・プレミアム縮小。 自動車・機械など輸出セクターが買い戻し。
円安 米金利・需給要因でドル高円安が継続。外需企業の採算改善を織り込み。 外需・景気敏感株の業績モメンタム改善。
半導体/ハイテク需要 AI・データセンター投資の加速。検査/製造装置・材料に追い風。国内大手の受注/見通しが堅調。 指数寄与度の高い銘柄が相場を牽引。
企業業績とガバナンス 自社株買い・増配、資本効率改善、PBR是正の取り組みが継続。外部ショックへの耐性も確認。 バリュエーションの再評価(リレーティング)。
海外株高の連動 米大型株の高値圏推移でリスク選好が波及。グローバル資金が日本株へ。 需給改善・押し目限定化。

3. テクニカル視点:過熱と押し目の境界

  • モメンタムの強さ:大型主導でギャップアップが増加。短期指標では過熱シグナルが点灯しやすい地合い。
  • 押し目の出現パターン:政策・指標・ヘッドラインでの急落は「一過性」になりやすい一方、出来高を伴う高値圏の陰線連発はトレンド鈍化のサインに。
  • セクターの持続力:半導体一強から、資本財・商社・内需ディフェンシブへの循環が出やすい場面では「指数横ばい・中身循環」に注意。

4. 今後の投資で「具体的に」注意すべきポイント

注意ポイント 対応アクション
短期過熱・イベント急落 指標/政策イベントの前後はポジション調整。逆指値・段階的利確でドローダウンを平準化。
海外投資家の需給変化 投資部門別売買動向の「売り越し転換」を早期確認。TOPIX主導⇄日経主導の入れ替わりにも注目。
米金利・CPIのブレ 利下げ時期観測の変化に連動するバリュエーション再計算。高PER銘柄はシナリオ別の感応度を把握。
関税/通商のヘッドライン 自動車・機械・電機は見出しで振れやすい。ニュース駆動の逆張りは出来高/板の厚みを要チェック。
セクター循環の波 半導体一本足打法を避け、資本財/内需/商社/高配当などへ分散。循環の早回しに備える。
個別の業績進捗 受注・在庫・原価・為替感応度を点検。サプライチェーンの詰まり/価格転嫁の遅れは早期に見極め。

5. 戦略メモ(短期~中期)

  • 短期:イベント前の軽量化/急落時の出来高確認→分割エントリー。高値更新後の「陽線→陰線」連発には注意。
  • スイング:強い銘柄の押し目待ち(5~10%調整目安)。移動平均の傾きが鈍るまで継続、乖離拡大では一部利確。
  • 中期:ガバナンス進展・自社株買い常連・増配余地のある銘柄をコアに、半導体と景気敏感でサテライト構成。
  • 分散:金利連動度合いの異なる資産/セクターでリスク分散。為替ヘッジの要否は感応度に応じて使い分け。

6. 重要日付の再確認(日本時間)

  • 2025/04/11:政策関連の関税ショックで急落。
  • 2025/08/08:TOPIXが大台突破、センチメント改善。
  • 2025/08/12:日経平均が史上最高値を更新。
まとめ: 4/11の下落は「外部ショック×需給悪化」による一時的な振れ。その後は 関税懸念の後退円安半導体/ハイテクの受給改善企業改革と株主還元 が重なり、8/12の最高値更新へ。今後は「過熱の反動」「海外投資家の需給」「米金利/通商ヘッドライン」に特に注意しつつ、 押し目の分割エントリーと分散でリスク管理を徹底。

※本記事は特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断は自己責任にてお願いいたします。



8月に起きた米国株式市場の急落まとめ

8月の米国市場は参加者が減りやすい「夏枯れ」で出来高が薄くなり、悪材料が出ると下げが加速しがちです。過去にも地政学リスク、金融不安、政策要因などをきっかけに急落が起きています。主な事例を簡潔に整理しました。

主な急落事例(年代順)

出来事 主な原因 下落幅の例
1990年8月 湾岸危機前夜の急落 イラクのクウェート侵攻で中東情勢が緊迫、原油高・景気後退懸念 ダウは8/2に-144ドル(当時として大幅)
1998年8月 ロシア危機(LTCMショック前兆) ロシア債務危機・ヘッジファンド不安で世界的リスクオフ 8月末~9月初にかけダウ約-15%
2011年8月 米国債の格下げショック S&Pが米国格付けをAAA→AA+へ、欧州債務危機も重なる 8/8にダウ-634ドル
2015年8月 チャイナショック 中国株急落・人民元切り下げで世界同時株安 8/24にダウ一時-1000ドル超(終値-588)
2019年8月 米中貿易摩擦の激化 追加関税表明と報復で景気減速懸念が強まる 8/5にダウ-767ドル
2022年8月 ジャクソンホール・ショック FRB議長のタカ派姿勢(高金利長期化)で評価益圧迫懸念 8/26にダウ-1008ドル

8月急落のよくあるトリガー

  • 地政学リスク:中東などの緊張、戦争リスク
  • 金融システム不安:新興国危機、ヘッジファンド問題、信用不安
  • 政策・発言ショック:FRB要人のタカ派発言、関税・通商のヘッドライン
  • 夏枯れ要因:出来高低下で値動きが増幅されやすい
備考: 下落幅は代表的な一日の値動きや期間下落率の例です。日付・数値は当時報道ベースの概算であり、指数のリバランスや終値確定値と異なる場合があります。




トランプ関税は1930年の悪夢を繰り返すのか?
― スムート=ホーリー法との比較とドル基軸通貨放棄の可能性 ―

1. 1930年のスムート=ホーリー関税とは

1930年6月にフーバー大統領が署名した関税法(Tariff Act of 1930)は、2万品目以上の輸入品に高関税を課しました。
その結果、貿易相手国からの報復関税が広がり、世界貿易が縮小。世界恐慌の深刻化を招いたとされています。

2. トランプ関税(2025年)

トランプ大統領が打ち出した「相互関税」政策では、関税の適用範囲と税率が1930年代以上との評価があります。
ただし、今回は中国以外の国の報復が限定的で、1930年のような全面的な貿易戦争には至っていません。

3. トランプはドル基軸通貨を放棄しようとしているのか?

公式にはドルの基軸通貨としての地位を放棄する方針は出されていません。
ただし、トランプ政権の関税政策やドル安誘導的な発言、財政の不安定さが背景となり、「脱ドル化」や「ドル離れ」への懸念が台頭しています。
中には「Mar‑a‑Lago Accord」と呼ばれる構想(ドル切り下げの裏合意)も噂されており、投資家の間で警戒感が強まっています。

4. 比較表:歴史的背景とトランプ政策の違い

項目 内容
1930年スムート=ホーリー関税 約20,000品目に高関税を課し、各国の報復関税が連鎖。世界貿易が縮小し、世界恐慌を深刻化
2025年トランプ関税 関税規模は過去最大級。だが現代のサプライチェーンや報復回避の外交があるため、1930年型の混乱は回避中。
ドル基軸通貨の放棄可能性 明示的には否定されているが、政策の結果として信認が揺らぎ、脱ドルリスクが浮上。構想段階では「Mar-a-Lago Accord」も。

5. 結論

トランプ氏は明言こそしていないものの、関税政策や財政運営によって、結果的にドル基軸通貨としての立場を揺るがす可能性があります。
1930年代との歴史的比較は示唆に富みますが、現代の国際経済の複雑さを考えると、その影響はより見えにくく、より深刻化しうるでしょう。