友達と自転車のツーリングから、
 帰ってきた。
 目的地までの往路よりも、
 帰路の方が、 時間が短かった。

時間が短縮できたのが得意だった。
 家に帰って、 夫に報告すると、
 彼は即座にこう答えた。
 「帰りが早かったのは、
 下り坂だったからだよ」。

これは。


嬉しいニュースが、
 「下り坂」で片付けられてしまったのだ。

問題は、
 「なぜ彼がそんなことを、
 口にしなくてはならなかったか?」だ。

彼の意見が正しいかどうかは、
 重要ではない。
その一言だけで、
 片付けるのが問題なのだ。

相手は傷つき、
 誇りがペシャンコになり、
ムカッとするしかない。
言葉を吐いてしまう。

この話で、
 興味深いのは、 彼女の夫は、
とてもいい人だ。
 妻を心から愛している。

彼の致命傷は、
 話す前に考えない点だ。

考えずにものを言う癖

ちょっと疲れた時、
ブルーな時、
ストレスがたまっていたり、
 欲求不満の時に、
癖は出やすい。

この癖を治す方法がある。

話す前に、
こう自問するといい。
 「これを言ったら、
 相手ともっと親しくなる?
それとも、離れる?」。

この簡単な問いかけで、
 相手を傷つけるようなコメントの、
ほとんどは取り除ける。

キツイ一言は、
いつまでも残ることを、
 覚えておこう。

この方法はとても簡単で効果がある。

とかく忘れがちだが、
 相手が話し終わったら、
 少し考えてから話そう。

大切なのは 思いやり、
そして自分の考えを押し付けない。