ピアニスト竹村浄子オフィシャルブログ ~An die Musik~

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いつも音楽とともに〜感謝をこめて
                      
                             


おはようございます。


今朝の音楽はもちろんシューマンの交響曲第三番「ライン」。

この「ライン」はシューマンの四つのシンフォニーのうちで私にとって最初の出会いの作品でもあり、高校生のころは繰り返しよく聴いていました。

「ライン」という副題はシューマン自身がつけたものではありませんが、シューマンがこの作品を書き始める少し前にドレスデンからデュッセルドルフに移り住み、ライン川沿を散歩することが日課になったこともあり、ライン川から大きな影響とインスピレーションを受けたことは間違えありません。

参考までに、第1楽章はローレライ(ライン川にある小さな岩山)、第2楽章はコブレンツからボンまでの様子、第3楽章はボンからケルンまでの様子、第4楽章はケルン大聖堂、第5楽章はデュッセルドルフのカーナヴァルを表していると言われています。

また、交響曲第三番といえばベートーヴェンの交響曲第三番「英雄」が真っ先に思い浮かびますが、ベートーヴェンを敬愛していたシューマンのことですから、「英雄」を意識して同じ調性(変ホ長調)で書いたのではないでしょうか。


私もデュッセルドルフを訪れた際に、おそらくシューマンが歩いたであろう、立っていたであろう道からライン川を眺め、まるで海のような、たっぷりとした流れ、そのスケールの大きさと深さに、身が吸い込まれそうになりながらただただ佇んだ思い出があります。




余談ですが、第二楽章の中間部の動機はのちに作曲したヴァイオリン・ソナタ第一番の第三楽章の主題に使われています。

大学時代にヴァイオリン・ソナタのピアノパートを譜読みした時に「あああ!ライン!!」と思わず声をあげた私です 笑。


シューマンのおかげで今日は昨日にも増して朝からハイテンションになり、元気100倍!


明日は第四番 笑。



今日も良い日になりますように。