大谷翔平選手が、先発投手として投げる一方で、野手としてもスタメン2番で出場しましたね。
リアル二刀流をついに開始したってことになります。
本塁打を放ち、しかも5回途中まで投げて8奪三振、3失点。
結果としては一応残せたのかなと思います。
先発投手の最低限の目標である5回まであとわずかのところで、走者と激突するアクシデントがありましたので、残念でしたが。
4回まで無失点で、5回になり四球連発で3失点となるも、5回までほぼ投げることができつつありましたし。
打者としても本塁打を放ちましたからね。
そりゃ、三振が多い、打率が低いとか、四死球多いとか、大いに課題はあるのですが。
一応格好がついた形といえます、先ずは十分ではないでしょうか。
というか、漫画の世界の実現に一歩踏み出しただけでも、素晴らしい。
私としても、打者か投手、どちらか一本でやった方が、成績は確実に残すのになあ、とは思いますが。
彼の場合は、そういう問題じゃなく、自分の可能性をできうるだけ挑戦したいってことなのでしょう。
であれば、これに反対する意見など必要ない。
とことんまでやればいい。
二刀流続けることで怪我のリスクも増えるし、選手寿命も短くなるかもしれません。
でも、彼が二刀流の「先駆者」として戦い続けるのでしたら(いや、戦うというのは似つかわしくない、彼は野球そのものを楽しんでいるのだから)、これに異論をはさむことはない。
彼のあとに続く者が出て来るかもしれません。
野茂がメジャーを目指した時、多くの人が「通用するわけねーじゃん」ってバカにしていましたが、
結果として、野茂はメジャーで120勝以上も上げる活躍を見せました。
野茂に続く人がこれより続出したことは言うまでもないことで。
前例にとらわれ、何もしないのでは、歴史は更新されない。
大谷翔平は、歴史の更新をする「パイオニア」なのです。
今の野球界で私は、ダルビッシュ有と大谷翔平に魅入られています。
素晴らしい選手は大勢いるけど、魅入らせるような選手ってほとんどいません。
平成では野茂英雄とイチロー、令和ではダルビッシュと大谷。
今後もぜひ私たちを魅了すべく、立ち向かう雄姿を見続けていきたいです。
(日時指定投稿です)