桑田真澄氏が巨人の投手コーチ補佐?のような役割で入閣することが話題になっていますが。
彼曰く「未成年で体が出来上がっていない投手に、球数をあまり投げさせるべきではない」と言いつつも。
「プロの先発は、中6日、7日も空いているのだから、135球くらい投げて完投すべきだ」という持論を持っています。
体を大切にという彼のポリシーからすれば、少々意外ではあります。
彼が言いたいのは、プロで20代半ばの選手であれば、多少の無理はすべきだということのようです。
彼自身、確かに25くらいの時に投げまくって、27の時にひじを痛めて離脱してますよね。
その経験則はどこへ行ったの?と思ってしまいますけど・・・・(・_・;)
それはともかく、135球程度を投げ切って完投すべきというのは、果たして的を得ているのか?
MLBのように中4,5日で投げる場合は、100球前後で交代するケースが多いですけど。
間隔を開ければ、極端に言えば球数は多くてもよいという理屈、これはダルビッシュも言っていたようです。(意外な)
間隔が問題なのか、球数が問題なのか。
私はどちらも問題なのだと思います。
中6日で100~110球程度で交代、でよいのではないかと。
これだと過保護じゃないかって言われますけど。
そもそも、野球というスポーツが先発投手に過剰に負担をかけているスポーツであるということ自体、改めるべきではないのかなと。
1年間で25試合前後、100球投げるのって、結構な重労働じゃないですかね?
昔はそれこそ、「権藤、権藤、雨、また権藤」じゃないけど、先日120球くらい投げて完投して、翌日リリーフとか当たり前だったようですし、ブラック企業並みの重労働ではないかと。(笑)
今はそこまでではないですが、あの思い硬球を1試合の2~3時間くらいの間に100球以上投げるのって、そりゃ絶対にひじや肩に影響出ますって。
6人の先発で、6~7回くらいまで投げさせて、あとはリリーフでつないでいくスタイルでよいんじゃないですかね?
そのリリーフも過酷になり過ぎないように、3連投は絶対に禁止、2イニングまでしか投げさせないとか。
リリーフの数ももっと増やしたり、あとは野手登録の選手でも、投げれそうな選手は投げさせるとか、そういう工夫もありじゃないかなと。
28人のベンチ入りした選手を、その試合で有効に使う手段を考えてほしいです。
人間の身体って、物を投げるように適してはいないんですって。
なので、ピッチャーっていう行動自体が非人間的とでもいうか。
そんな彼らの才能を、1,2年程度の酷使で潰してほしくない。少しでも長くよいパフォーマンスを見せられるように、これからの球界は取り組んでほしいと思っています。
(日時指定投稿です)