地元横須賀の話を徐々にしていきたいと思います。
今日は、横須賀に中央部にある公郷という地区について。
横須賀というと、幕末から維新、そして近現代の軍都、そして現在の米軍基地の印象が強いと思いますが。
横須賀市の中央部の内陸地区は、むしろ中世の三浦氏や鎌倉武士の関係する史跡が比較的多い土地です。
三浦氏が、衣笠城に居を構えていたことが大きな理由です。
衣笠というJRの駅から少し歩くと、公郷という地区に入ります。
この地区に大きな二つのお寺さんがあるので、今日はその紹介です。
まずは、曹源寺です。山号は東光山で、正式名称は東光山曹源寺。
行基の開基と伝わります。
本尊は行基作といわれる薬師如来。
曹という名が示すように、曹洞宗の寺院です。
建久3年(1192)8月9日、源頼朝が相模国の神社仏閣27ヶ所に、妻政子の御産加持を命じたという祈願所の一つだといいます。
現在のこの寺は、寛永5(1628)年、代官・長谷川七左衛門長綱により、もと宗元寺薬師堂跡に建てられたといわれます。
今の本堂は昭和7(1932)年に建立されたものです。
続いて、妙真寺。
南無妙法蓮華経の「妙」が名にあるように、日蓮宗の寺院と思われます。
が、この寺については詳細な情報がありません。(見つけられません)
そこそこ大きな寺院で、かつ参拝した後お寺の方が、「参拝ありがとうございました!」「お疲れ様です!」などと丁寧に声掛けくださるくらいなので、もう少し詳細な紹介をしたい所でしたが・・・。
(日時指定投稿です)