私は一応野球は好きな方です。
昔は(1990年代)は結構熱狂的に見ていました。
阪神ファンでしたが、最近は特にひいきの球団はありません。ただ、それなりに興味はあるので、常に試合の結果や、個人成績などは追ってますし、時折試合をテレビ観戦します。
そんな私が今日から、野球を取り巻く昨今について語っていきたいと思います。
(通常の食事ネタや音楽ネタとは別の扱いで、コラム風にでやっていきます)
藤浪晋太郎という選手がいます。
ご存じの方が多いかと思いますが、藤浪は阪神のドラフト1位の投手で、将来を大いに期待された投手です。
大谷翔平と同期で、当時は大谷以上ともいわれた存在でした。
3年目までは順調に勝ち星を積み重ねていきましたが、4年目から不調に陥り、以降なかなか復調しません。
そんな藤浪ですが、先日練習に遅刻したということで、ペナルティとして2軍行きを命じられ、先発ローテーションの座をはく奪したと報道されました。
これについては、私は行き過ぎというか、前時代的すぎると思いました。
もちろん、遅刻はいいことでは当然ありません。注意、叱責はやむを得ません。
ただ、罰ゲーム的に2軍行きを命じるというのは行き過ぎではないでしょうか。
罰金というのならわかります。その場でペナルティに応じた金額を支払ってそれでおしまい。
一定の引きずらないペナルティで終わらせるのが最善だと思います。
藤浪は、どうも遅刻を繰り返していたといいます。
何度もやるから、それに応じたペナルティというのでしょうけれども。
恥さらしをして、その上今後に影響が出る、というか引き続くような形で、彼の生活手段を奪うようなやり方は違うのではないか。
あるいは、矢野監督が、最初から藤浪を既に戦力とみなしておらず、であればこの際だから厳しい罰を与えようということになったのかもしれません。
ですが、それでもこのやり方は違う。というか、この報道の仕方も違うのでしょうね。
ここ数年期待に応えられず、3月には合コンなんかした挙句、コロナウィルス感染した、私生活も乱れる藤浪。
藤浪は悪い奴だ、だから遅刻したらもう厳罰を与える、みたいな報道の方が溜飲が下がるという見方もできます。
私は、藤浪自身が、何らかの精神疾患を抱えているのかなと思います。
イップスによる極度の制球難、黒田博樹に脅されてまともな投球が不可能になった、精神的に病んでしまった。
そして遅刻を繰り替えすというのであれば、やはり何らかの問題を抱えているのではないでしょうか。
「くさい者には蓋」的な扱いで彼を追い詰めるのは正しい方法とは言えません。
阪神は投手陣は豊富な方なので、藤浪の力は必要としていない、という事実があるとしたらそれはそれで「実力不足で」ということに過ぎないのですから、それならやむを得ませんが。
遅刻によってもう藤浪はいらない、というような扱いは前時代的だし、非効率でしょう。
藤浪選手自体、ちょっと限界かもしれませんね。
限界というのは、阪神にいる事自体という意味と、投手としての限界の両方です。
彼自身もこのあたりで考え抜き、自ら決断する時期かもしれません。
が、くれぐれも阪神が飼い殺しということだけはやめてほしいですね。阪神も、もう少し割り切って彼の待遇を考えてあげてほしいです。
(駄文ですみません)