-星ドラStory日誌vol.008-第2話<星屑魔法団>第2幕「果たして名物スイーツは復活 | “GIGS”CASE OF JOGIH

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★魔道士リザの冒険譚★
-星ドラStory日誌vol.008-
第2話<星屑魔法団>第2幕
「果たして名物スイーツは復活するのか!?」

アタシは魔道士リザ。
そして新たな・・・冒険王姉弟の一人です。
祖父である初代冒険王ガイアスの
意志を継ぎ、日々、冒険の旅をしています。
さて本日の冒険日誌爆  笑

美味しいモノまで独占しようとする
宇宙政府への怒りを抑えられない
アタシは
星屑サーカス団(星屑魔法団と
義勇軍三番隊の仮の姿)の向かった
行き先を知るエィミィ村のオバサンの
願いを叶えるためアタシ達は
サトウキビが採れるキビ洞窟へと
向かっていた。

「着きましたね、ここがキビ洞窟の
ようです。
さぁ、急いでサトウキビを採って
帰りましょう。ね?リザさん。」

う、食べ物に釣られて我を忘れて
しまった事を含ませた目配せを
オリオリが送ってきた・・・。
恥ずかしい~~~アセアセ

「中にはきっと魔物がいるぜ、
なんせ宇宙政府が出入りを
禁止したぐらいだからな。
リザ達、魔物は任せたぜ、
オレは少々眠いから寝る。
もしピンチになったら起こしてくれ、
助けてやるから。」

「っもう!
ボロンったら相変わらず
超怠け者なんだからっ!」

ん、今はとにかく、
この恥ずかしい空気を
吹き飛ばしてしまいたいっ!
魔物がいようがいまいが
とっとと終わらせようっ!
うん、恥ずかしいからボロンは
そのまま寝てて~ショボーン

ってワケでアタシ達は
洞窟へと踏み込んだ。
中には宇宙政府の手先で
あろう魔物たちが居た。
サトウキビを採りにくる
人間がいないか
見回っているんだろう。

けど、ここに配備された
魔物は雑魚ばっかりだった。
あっさりと魔物を蹴散らし、
洞窟の最深部まで進んだ。

「さすがリザ達だな。
おかげでよく眠れたよ。」

「っもう!ボロンったら!!
ちょっとは真面目に働きなさいよ!」

「モガ!?おぉぉ!
見ろ!あれがオバサンの言ってた
サトウキビじゃないか!?」
イメージ 1

「よし!急いで持って帰ってやろう!!」

これでようやく雲海アイスを食べられる・・・
じゃなくって!
サーカス団の行方がわかるわ!!

アタシ達は村へ戻り、例のオバサンのもとへ
向かった。

「あぁぁ!これよ、これ!
これが雲海アイスを作るのに必要な
サトウキビだよ!!
あんた達、採ってきてくれたんだねぇ、
ありがとよぉ!!
このサトウキビを元にうちの村で
栽培することにするよ。
そうすりゃ宇宙政府の目を盗んで
洞窟へ行く必要もない。
これで安心して雲海アイスを
量産できるよ、ホントにありがとぉ!」

「よかったな、オバサン、
で?サーカス団の行方は?
どこへ向かったんだ??」

「あ、そうだったね、約束通り
教えるよ。
彼らはここを立ち去るとき、
"青雲の巨塔"へ向かうって
言ってたよ。
そこでサーカスの練習を
するんだってさ。
アタシらの前では一切、
サーカスを見せてくれなかった
っていうのに。
一体どんな練習をするって
いうんだろうねぇ。」

「青雲の巨塔・・・。
魔法団と三番隊は一体何のために
そんな場所へ向かったんだ?」

「行ってみましょう。
行けばわかるはずです。」

「よーし、リザ、次は青雲の巨塔だってよー!
急ごうぜ!!」

わかったわ、急いで行かないと
また入れ違いになっちゃうもんね・・・
って、え!?
雲海アイスはぁぁ~~~~!!??

「あぁゴメンね~、
このサトウキビは採れたてだろぉ?
この状態から砂糖を精製するのに
ちょっと時間がかかるんだ、
雲海アイスは今すぐには作れないんだよ。」

なぁぁぁ!!
急いで採ってきたのに!!!
こんだけ期待させといて
結局食べられないの!!??

「・・・リザさん・・・
申し訳ないけど、急いで魔法団と
接触しないと・・・。」

「リザ!
また時間がある時にこの村へ
立ち寄ってごちそうしてもらおうぜ!
オイラがルーラでひとっ飛びで
連れてきてやるからよぉ!」

「あぁ、あんた達には感謝しきれないからね、
そん時はとびっきりの雲海アイスを
ごちそうさせてもらうよっ!」

ガ~~~~ン、こりゃもう、
アタシが引くしかない流れね、
仕方ないわね、うん、オリオリの言うとおり、
一刻も早く魔法団に接触しなくちゃ、だし。

まぁ、アタシ1人のわがままで
事態が悪化しちゃいけないし笑い泣き

というワケでアタシ達はサーカス団が
向かったという青雲の巨塔へ
向かうことになった。

そうね、彼らに何が起こったのか、
魔星王誕生っていうのは、
とんでもない事態だもの。
彼らの思惑はまだわからないけど、
話し合いでそれを阻止できるなら、
それがベストだもの。

アタシは、思考の中から雲海アイスの
ことがどんどん小さくなっていくのを
実感した。
目の前で起ころうとしていることは
想像以上に緊迫しているって事を
再認識した。

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本日の日誌でした爆  笑爆  笑爆  笑