-星ドラStory日誌vol.001-序章「故郷を飛び出し新しい冒険へ」 | “GIGS”CASE OF JOGIH

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★魔道士リザの冒険譚★
-星ドラStory日誌vol.001-
序章
「故郷を飛び出し新しい冒険へ」

アタシは魔道士リザ。
そして新たな・・・冒険王姉弟の一人です。
祖父である初代冒険王ガイアスの
意志を継ぎ、日々、冒険の旅をしています。
さて本日の冒険日誌爆  笑

メインストーリー
第2部突入!
ブルリア星を飛び出し
舞台は惑星クラウドへ!!

復活したシンドスラーデス、
そしてシンドスラーデスが怨霊化した
裏ドスラーデスを弟妹達と力を合わせ
激闘の末、倒したアタシ。

魔道士リザと弟妹達は冒険王である
祖父ガイアスから新しい冒険王を
名乗る事を許された。

2代目冒険王誕生の瞬間。
初代冒険王ガイアスはドスラーデスの
凄まじい闘気オーラを取り除く為に
力を使い果たし、しばし休息が必要と
なってしまった。

そう、これからはアタシ達が冒険王となって
祖父の代わりにブルリア星の平和を
守っていかなくっちゃならない。

アタシ達は冒険王と認められた事を
誇りに思うと同時にとても大きな責務を
背負っていかなきゃならないという
覚悟を胸に刻んだの。

そして・・・・・
ブルリア星に平和が戻ったある日の事。

ドォォォォォン!!!!!
イメージ 1
凄まじい轟音とともに強烈な衝撃がアタシ達
の住むマール島を襲った。
島の浜辺に正体不明の何かが落ちてきたのが
原因だった。
その衝撃が大きすぎてアタシ達姉弟はその場
に倒れ込んでしまったの。

「だ、大丈夫か!?リザ達!」

モガ丸とスラッピが心配そうにアタシ達に
声をかける。
この・・・ピンク色の体躯をしたモモンガ
ような生物・・・はモガ丸。
そしてその肩にマスコットのようにチョコン
と乗っかっているスライムはモガ丸の友達
スラッピ。
2人ともアタシ達と一緒にこのブルリア星を
隅々まで冒険した大事な友達、仲間だ。

倒れ込んでしまったものの特に体に大きな
痛みなどなくアタシ達は擦り傷程度だった。
大丈夫よモガ丸、スラッピ、ここは浜辺だ
から砂がクッション代わりになったのね。
弟・・・ジョギーも妹・・・レイファンも
アタシ同様、大した事はなさそうだった。
3人とも大丈夫、というサインをモガ丸に
送った。

「よかった、大丈夫みたいだな・・・
うん!?」

と。
モガ丸が正体不明の・・・その何かに気付
いた。アタシもモガ丸の視線の先を見遣る。
すると一冊の本が落ちていた。

「さっきの衝撃の原因はこの本が落ちて
きたせいか。」

その本は!
“冒険王の書”にそっくりだった。
冒険王の書っていうのはアタシ達の祖父、
初代冒険王ガイアスが閉じ込められている
本なの。
祖父が本に閉じ込められている、だなんて
可笑しな事をいう孫なんだけど。

祖父ガイアスは・・・とある事情で冒険王
の書という本に閉じ込められていて、そこ
から現れてはアタシ達と会話をする、って
いうのが・・・もうアタシ達の日常になっ
ていた。

と、その冒険王の書にそっくりな本が
ひとりでに動きだし宙に浮いて
アタシ達の前で止まった。

そしてひとりでに
本が開き中から人が!!

どこかで見た光景。
そう、アタシ達が初めて祖父に出会った時と
同じ光景だ。
あの時も冒険王の書がマール島の浜辺に落ち
て来て、すっごい衝撃でアタシ達はその場に
倒れ込んじゃったんだっけ。

そして、こうやって・・・冒険王の書はひと
りでに動いて中から祖父ガイアスが現れた
の。それと全く同じ光景を目の当たりにし
モガ丸が叫んだ。

「これは!やっぱり冒険王の書だ!!」

アタシもそう思った。

「モガ・・・ジ、ジジィ!?・・・・
じゃなくて・・・モガーーーーー!!!
ガ、ガイアスジジィじゃなくてっ!!
冒険王の書から女の子が現れたぞっ???
しかも美人だっ!!」

けど中から現れたのは祖父ガイアスではなく
見目麗しいステキな女性。
モガ丸が思わず「美人だ!」と
叫んじゃうぐらいの照れ

「私は美人ではありません。
そしてこの本は冒険王の書ではありません。
この本は・・・・宇宙王の書です。」

本の中の女性が言う。
ぼ、冒険王の書ではなく・・・宇宙王の書
!?

「私の名はオリオリ。
かつて全宇宙を平和に治めていた宇宙王の
血を引く者です。」

宇宙王!?

全宇宙を治めるって、そんなすっごい
スケールの持ち主が存在するんだ!!
ブルリア星の冒険王だなんて言ってる
アタシ達がすっごくちっちゃく見える笑い泣き

けど・・・ん?
全宇宙を治めるって、それって宇宙政府の
事じゃないの?
宇宙政府っていうのは・・・このブルリア
星に存在していた魔星王ドスラーデスって
いう強大邪悪な魔物を送り込んだ組織。
全宇宙を支配下に置く、とんでもなく邪悪
な組織。

魔星王ドスラーデスは、星1つまるごと
破壊してしまいかねない、とても恐ろしい
魔物なの。
ちなみにドスラーデスはアタシ達姉弟が
力を合わせ、なんとか倒したんだけどね!

そんな恐ろしい魔物を手先として操り、ここ
ブルリア星に送り込んだのが宇宙政府。
政府はブルリア星だけでなく、他の星でも
恐怖政治と称して様々な悪さをする集団
なの。
ここブルリア星にやってきていた政府の
魔物達も・・・相当に邪悪で卑劣で・・・
そして強かった。
まぁ、そいつらもアタシ達がやっつけた
んだけどね!
ただし、所詮はそいつらも政府の手下で
しかない、宇宙政府本体は依然として
宇宙に君臨し続けている。

そう、だから・・・このオリオリって
女の子が言う・・・宇宙王が全宇宙を平和
に治めてたって話・・・アタシには寝耳に
水だったの。

「たしかに。
現在、全宇宙を治めているのは宇宙政府。
しかし宇宙の星々の民は宇宙政府の圧政
に苦しんでいます。
宇宙王の血を引く私は『打倒!宇宙政府』
を掲げてレジスタンス活動をしています。
その名を全宇宙に轟かせた冒険王リザさん
達に是非お願いしたい事がございます。
私たちの仲間に加わって頂きたいっ!
是非お力をお貸しくださいっ!!」

なんと!オリオリは・・・あの宇宙政府と戦っ
ている、と!?
こ、こんな人がいたのね・・・さすが・・・
宇宙は広いわ〜びっくり
で?アタシ達に宇宙政府に立ち向かう活動の
手伝いをしろ、と。

これは!!
なんてワクワクドキドキな展開なの!!!

全宇宙を治めていた宇宙王に
打倒宇宙政府ですってーーー!?
むぅぅぅ血が騒ぐーーー爆  笑

これぞ冒険!
これぞロマンだわ!!

「冒険王の次は宇宙王だってよーーー!
どうするリザ?」

モガ丸が問いかける。
アタシ達の答えは決まってる照れ
もちろん行くわ、行くに決まってるじゃない!!

「モガーーーー!
だよな、行くっきゃないよな!!」

「手伝ってくれるのですね、
ありがとうございますっ!!
魔星王ドスラーデスを倒したリザさん達の
加勢、百万の軍に匹敵しますわ!」

オリオリはアタシ達をすっごく
高く評価してくれてるみたい。
お世辞かもしれないけど
悪い気分ではないわねニヤリ

「そうと決まれば話は早いほうがいい。
さっそく私たちの活動拠点までおいで
ください。
私には仲間がいます。
仲間の事は義勇軍と呼んでいます。
私たちは惑星クラウドという星に活動拠点
を置いています。
そして惑星クラウドには宇宙政府の中枢も
存在しています・・・!」

惑星クラウド・・・!
とうとうブルリア星を飛び出して異星へ
向かうことになるのね、ますます気持ちが
高ぶってきたわ。
星から星を巡る冒険の始まりね!

でもどうやってその・・・惑星クラウドまで
行くのかしら。
いくら神鳥レティスでも、どこだか場所が
わからない星までは飛んでいけないだろう
し。
あ、神鳥レティスっていうのはブルリア星
に存在する、神の使いって云われている
神聖な鳥の事。
彼女(彼?)は聖なる偉大なチカラを持って
いて、このブルリア星から隣の星“地球”まで
を往来できるチカラを持っているの。

アタシ達は何度かレティスの背なに乗って
地球とブルリア星を行き来した事があるの。
なんたってアタシ達は冒険王だからねっ!
レティスと共に冒険の旅をしたってワケ。

ま、それはさておき。
そんな偉大なチカラを有するレティスで
さえ、オリオリの仲間がいる・・・クラウ
ド?・・・まで飛んでいくっていうのは
ちょっとしんどいんじゃないかな〜って
思ったの。

「この宇宙王の書に触れてください、
そうすれば惑星クラウドまでワープする事が
できます。」

へぇぇ!
そんな簡単な方法で行けちゃうんだてへぺろ
でも話が早いわね。
よし!!
じゃあ宇宙政府と戦うため、惑星クラウド
まで行きますか~爆  笑

「リザよ。」

「おじぃちゃん!!??」

「じじい!!」

いつの間にか、どこからか冒険王の書が
現れ中から祖父ガイアスが現れた。
そう、こっちが本物っていうか・・・いや
・・・別にオリオリや宇宙王の書が
ニセモノって言ってるんじゃなく・・・
アタシ達がいつもやり取りをしている冒険王
の書、そして冒険王の書から現れるアタシ達
の祖父、ガイアスなの。

「これは!
初代冒険王ガイアス殿、お目にかかり光栄
でございます!!」

本の中のオリオリが本の中の祖父に頭を下げ
ている。
なんだかオカシイ光景だったてへぺろ

「うむ。
話は聞いておったぞオリオリとやら。
我が孫リザよ、いや、新しい冒険王よ、
その名に恥じぬようしっかりとオリオリ達を
助けてやれ!
お前達ならきっとできると信じておるぞ。」

え?
うん、もちろんそのつもりだけど・・・。
おじぃちゃんはついて来ないの??

「ワシはブルリア星に留まる。
もちろん初代冒険王として異星での冒険は
この上なく冒険心をかき立てられるが、
残念ながらワシはここを離れられん。
ワシが冒険王の書を通じてお前達と話が
できるのは星見る神殿の不思議な力が作用
していることを覚えているな?
惑星クラウドとはおそらく、このブルリア星
から遠く離れた場所にあるのであろう。
神殿の力はおそらくクラウドまでは届かん
じゃろう。いわゆる圏外なのじゃ。」

「モガー、そういえばそういうシステム
だったな。」

「ゆえにワシはお留守番じゃ。
リザ達よ、そういうわけで今回はお前達に
任せる。
頑張ってくるのじゃぞ。
そしてワシにみやげ話を聞かせてくれる事
を願うておるぞ、ワッハッハッハ!」

そっか~、仕方ないわね、うん、大丈夫!
任せておじぃちゃん!!
おじぃちゃんが築き上げてきた冒険王の名
に恥じないよう頑張ってくるからねウインク

「オイラとスラッピももちろんリザ達に
ついてくぞー!!」

ありがとうモガ丸、スラッピ。
また一緒に冒険できるね爆  笑

「みなさん準備はいいですね?
では宇宙王の書に触れてください。
惑星クラウドまでワープします!」

胸が高鳴ってきたわ、新しい惑星で
新しい冒険!
いったいどんな事が待ち受けているのかしら。

アタシは抑えがたい胸のドキドキを
覚えながらオリオリを出現させている
宇宙王の書に手を伸ばした・・・!


ってワケで!
始まったわシーズン2!
今までのストーリー追加じゃなくって
ホンット、第2部開始ってカンジね爆  笑

ストーリーの日誌もどんどん
記していこう!

次回ストーリー日誌はこちらをクリック
↓↓↓

以上!本日の日誌でした爆  笑爆  笑爆  笑

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20200310追記
少し、というか大幅に加筆をしました。
星ドラを知っている読者様には理解できても
そうじゃない人ももしかして読んでくださっ
ていたとしたら、もう少し説明の文章が
必要だなって思ったので。

そもそもシーズン1ではなくシーズン2から
の物語スタートという特殊な構成なもの
ですから滝汗