ほんの数年前、いや、数ヶ月前までは
「こうなりたい、けど今はまだ早い」と感じていたことが
叶いつつある
叶う、というよりは
「実行しに行っている」という感覚かもしれない
これまでの自分の枠から出る不安がないわけではないが
それよりも「やってみないと」が勝っていて
やらずにはいられない笑
でも、この感覚
若かったときに、幼いとき、かな?
どうやら持っていた感覚で
久々にこの力を借りる時が来たような
こんなに大人になって子どもの頃の懐かしい空気を感じられることに喜びを感じるこの頃
小さい時は
いろんな空想(半分妄想かな笑)をするのが好きで
家でも学校でも、通学路でも笑 しょっちゅうもの思いにふけりがちだった
私が○○だったとしたら〜かな とか
今から家に帰るまで、旅行に来ている人になりきろう とか
この階段はシンデレラになった気持ちで掃除しよう とか
文字にしたらくだらないけど
文字にするほど、夢の叶え方としては合ってるかも
我が家は弟に障害があり
普通にコミュニケーションを取ることが難しかった
それでも可愛い弟
急に話し出す夢をみたりしては、弟と話せたらどんなに楽しいだろうと
よく想像したものだ
弟に手がかかる分、親はかかりっきりだったから 寂しい思いもたくさんした
核家族だったので 違う方向からわたしを見てくれる家族や味方もいなかった
母の役に立ちたくて 良い姉でいようと頑張っても 自分の望む評価や承認は得られず(今思うと当たり前ね)
まともに話す人がいない家庭だったなあ (その頃から付き合いのあるただ1人の親友は本当に大切な人)
それでも「私はお姉ちゃんだから」と頑張る おかげで責任感もついたと思うよ
年頃になるにつれ親とぶつかることも多くなって
早く家を出たくて仕方なかった
大学3年で念願の一人暮らしをした初日
夜の街を1人歩いて 「わあー 自由!私は1人!嬉しい!」って叫んだのを覚えてる
不安もホームシックもまるでなくて笑
とにかく、いろんなしがらみからの解放を1人で祝った
当時付き合っていた彼にも感謝している
頑張っても認められなかった代償は大きい
ここ数年前まで あまり良い関係ではなかった親
結婚して距離感ができてからの方がうまくいくようになったけど
それでも帰省するたび衝突していた
その頃の私は仕事においても一番ストレスフルなポジション
仕事も一進一退の状況だった
おまけに家庭もごたつきがち
誰かに大切にされたくて 頑張ってるのに大切にされないことに腹をたて
いつも満たされない思いでいっぱいだった
私を理解しようとしてくれる大人な関係の友達もできた
結局今でも気にかけてくれるその人には感謝している
このままでは。
何かを知らなければ。
幸せになるには。
この辺りからかな、
心について自分なりに学び出したのは。
哲学から自己啓発からビジネス書からと200冊以上は読んだんじゃないかな。
少しずつ 曲がりくねりながら 頭で理解して 経験したことが裏付けられて もちろんいっぱい失敗して
実践している方の方法を真似たり 考え方を落とし込んだりしていたのもこの時期
これまで自分のアイデンディティみたいに感じてた仕事に対しても
「本当はどうしたいの」「20歳そこそこで決めた仕事に一生連れ添うのはサイズの合わない靴履くみたいなもの」
そんな声を心の奥からなんとなく聞いていた
父が亡くなって
忌引き特休を1週間いただいて
とにかく母と話に話した
幼い頃の自分の気持ちも全部聞いてもらった
薄々わかっていたけど 強く分かったこと
「母も未熟ながらに 親として必死だった」
「初めから 私の母として この世にいるわけではない」
1人の女性として
この時代に生きている人なんだ
私にとっては 母だけど
母 だけでなく 同じ女性として
これからは縁をもっていきたい
それは父にとっても言えることで
弟にとっても言えること
自分の子供や主人、友達に対しても言えること
何より
自分に対しても言えること
私は「○○な人」という括りでは表せない この時代に生きている人間
そしたら
なんだか恐れていることがなくなって
生きかたを変えることへの
不安より 楽しみが 勝っちゃった笑
これやりたい に忠実に
生かされてみたい