ボールを投げるときや、
バットやゴルフクラブを振るとき、
体を回しますよね。
「体の回転=体軸回転」
は多くのスポーツに関わる動きです。
体を回す動きは日常生活の中でも無意識に
やっている自然な動きですが、
いざスポーツに体の回転を活かそうと思うと
これがなかなか難しかったりします😅
---
今回は体の回転が分かりやすい
ゴルフスイングを例に取り上げます。
右利きのゴルフスイングを前提に
書いていきますね。
今回のブログを体の回転の基礎編として、
野球のピッチングやアメフトのスローイング
にも応用できるように続編も書いてみよう
と思います。
普段やっているアメリカンフットボールの
スローイング動作解析や、
過去にやっていた
スキーインストラクターの感覚、
仙骨療法士タッチセラピストとしての
感覚、
ヨガインストラクターとしての感覚、
などを総動員して考えてみました。
---
(注)
文中、「足」と「脚」を使い分けています。
「足」は地面を踏みしめる、靴に収まる部分
「脚」は股関節から足首までの部分
です。
以前僕が関わっていたスキー業界では
「足(あし)と脚(きゃく)」
という言い方をしていました。
言い方はどうでもいいですが、
「足」と「脚」の違いを理解した上で
読んでいただくとわかりやすくなる
と思います!
---
実はカナダにいた15年間のうち、
冬はスキーを教えながら夏はゴルフ場で
働いた時期が数年ありました。
こんなゴルフ場です。
コースデザインは、
オーガスタをデザインしたロバートカップ、
高低差が少なく、ほぼ真っ平らで
「技術の差がもろに出るコース」
でした。
フェアウェイ全面がベントグラス、
芝の管理も常に良好で、
「ずーっとグリーン⛳」
の上を歩いているようでした!
僕が働いていた頃は、
丸山茂樹プロが何度かシーズン前の
トレーニング合宿にいらっしゃっていました。
---
スキーと違い、僕はゴルフのプロの資格は
取りませんでしたが、
練習場使い放題、コースが空いていれば
無料でプレーできるという恵まれた環境に
いました。
昼休みはご飯をさっと食べて、
あとはずっと打ちっぱなししてました😁
アプローチグリーン、バンカーもあり、
昼休みが終わるのも忘れるくらい
「その気になれる練習場」
でした!
同僚にレッスンプロもいて
「調子が悪いときはバンカーに入れろ!」
など、いろいろと入れ知恵もされました。
なかには冬はスキーインストラクター
夏はゴルフインストラクター
と言う同僚もいました。
ゴルフとスキーは共通点がけっこう多いです。
「ゴルフとスキーの共通点」
については別にブログを書きたいと思います。
下の写真、僕が働いていたゴルフ場です。
あいかわらず余談が多くてすいません🙇
ここからが本題です😁
-----
結論から言うと、
下の図の、赤い線を引いた
「腰のV」
のところをうまく使えるようになると
効率の良い体軸回転が出来るということ
のように思います。
普段の運動の感覚の
「背骨・骨盤・脚」
の関係をちょっと変えてあげるだけです😁
まあ、言うのは簡単ですが...........
もうひとつ、書きながら気づいたのですが、
日常なにげなくやっている体軸回転と
運動に活かせる体軸回転はちょっと違う
ということです!
---
実はもうひとつ、
書きながら気づいたのですが、
運動に活かせる体軸回転は......................
これはブログの最後に書きますね。
僕の長い長いブログを読み切ってくださった
方へ感謝の気持ちを込めて😁
---
【体の回転と体軸】
体を回転させるとき、
意識するのが
「体軸」
です。
体軸は単純に
「体の中央を通る線」
と考えていいですね。
下の図の青い線が
「体軸」
に相当する部分です。
両足で立って、
この青い線を軸として、 肩の線や腰が
右が前に出て左が後ろに
左が前に出て右が後ろに
体を回す動きです。
肩の線が回れば腕が振り回されます。
アメフトのスローイングや野球のピッチング、
ゴルフのスイングなど、
体を回して肩の線を回し腕を振り回すという
動きは非常に多いですね。
体軸回転運動は基本的に
「肩の線を回す運動」
と言っていいと思います。
ということは、
「どうやって肩の線を回すか」
を考えてあげればいいですね。
---
「体軸回転」
というとスポーツ競技に関わる特殊な動き
のような気もしますが、
小さなこどもが駄々をこねるときに
「いや、いやぁ〜😖」
と肩を前後に小刻みに振る動きも、
仕事の途中、
ストレッチで腰をひねるときも、
どちらも両足で立って上の青い線を中心に
右が前に出て左が後ろに
左が前に出て右が後ろに
動きますよね。
日常的なこれらの動きも青い線を中心とした
「体軸回転」
です。
体を大きく回すときは骨盤が回り、
腰のくびれがねじれる感じがありますね。
また、腰がねじれた状態から
「腰の切り返し」
で反対方向に回っていく感覚も強く感じら、
腕が振り回されます。
骨盤を回し、背骨をねじり、
腰を切り返し、腕が振り回され....
このままゴルフクラブを持てば
ボールが打てそう気がします!
体を大きく回すときはとにかく
「腰が回っている感覚」
が強いので、
「体軸回転=腰の回転」
という意識が強くなると思いますし、
「腰をしっかり回す」
というアドバイスはゴルフをやっていると
必ず聞く言葉ですね。
ゴルフだけでなく、他のスポーツでも
「腰」
はよく取り上げられます。
腰が回れば肩の線は
ガンガン回りそうですね..........🤔
---
【腰を回す?】
仕事中のストレッチのような
「自然体の体軸回転」
のような感じでゴルフの素振りをすると
腰を中心に上半身と下半身が回り、
体全体が一体となって回る感じがあり、
体が大きく回って肩の線もしっかり回り
気持ちよく腕を振ることが出来ます。
腰の回転が上半身に伝播し、
背骨がねじれ胸郭が回り肩の線が回ります。
腰の回転は下半身にも伝播し、
脚がちょっとよじれるようになり
膝も左右に動きます。
膝が動けば足元も親指側・小指側に動きます。
ウォームアップでボールからちょっと離れて
素振りをしているときはこれと同じような
感覚で、体に力みもなくけっこう気持ちよく
振れますよね😁
---
体全体に一体感があり上半身がしっかり
回るのはいいのですが、
脚がよじれて膝が回る、足元がユラユラする
のは安定感がない感じでちょっと気になります。
体重が足裏の親指側と小指側を行ったり
来たりしますので足元でしっかりと地面を
捉えることが出来ずちょっと不安定な感じ
です。
ゴルフのレッスンを受けると、
「腰をしっかり回しましょう!
あっ、でも体重は親指側に残したままで!」
とよく言われます。
「人間の体ってそんなふうに出来てない
と思うんだけど......😖」
と感じることがよくあります😁
---
お尻をちょっと後ろに引いて
腰をちょっと落とすと、
下の図の赤い線のように脚の付根にどっしり
乗って安定感が増した感じになり、
力強くスイング出来そうな気がします。
一見これでよさそうに思えますが、
それでも膝がゆらゆらし、足元はグラグラ
しますよね。下半身は安定しません。
腰を落としても解決になっていません。
---
下半身を安定させるために
「腰を回さない」
という考え方もありますよね。
腰のくびれから背骨をひねって上半身を
回して上げる感じです。
足でしっかりと地面を捉えてどっしりと構え
骨盤を固定するような感じですので、
確かに下半身の安定感はあります。
ただ、体の柔軟性など個人差はありますが、
このやり方だと思ったように上半身が回り
ませんよね。
背骨のひねりだけでは
だいたい肩の線が45度回るくらいかなと
思います。
また、
下半身を固定して安定感はいいはずなの
ですが、
背骨と骨盤が切り離された感じのせいで
せっかく安定した下半身が上半身と
つながってない感じで一体感がなく、
いまいち力が体全体に伝わっていきません。
いくら下半身が安定しているとはいえ、
腰を回さないのもあんまりいい方法とは
思えないですね😖
---
腰を回さないときの下半身の安定感
腰を回すときの体全体が回る一体感
腰を回すときと回さないときの
それぞれのいいとこ取りをして、
足元に安定感があって、
地面を蹴る力を使って勢いをつけられて、
上半身と下半身に一体感があり、
体がよく回る、
そんな方法、ないでしょうか???
腰を回してないようで回している動き???
---
【体軸の再定義】
ちょっとここで、
「体軸」
を考え直してみたいと思います。
今まで体軸を
「体を上下に貫き地面までつながる青い線」
と考えて、
地面まで伸びた青い線を中心に回転するのが
体軸回転と考えてきました。
足と足の間から軸が立ち上がっていて、
ここを中心に回るイメージです。
この軸で回れば、当然腰の両端は前後します
よね。
腰の両端が前後するのに合わせて足元の
重心位置も移動し足裏がグラグラします。
---
体の中心を通るこの青い線をよく見ると、
この青い線が体(=骨格)と重なっている
のは
「頭から背骨を通って骨盤中央の仙骨まで」
です。
仙骨より下は骨格と重なっておらず、
脚と脚の間を通っています。
体に直接的に関係ある体軸は
青い線と骨格が重なった背骨と、
骨盤の一部である仙骨と考えて良さそうです。
(注)頭は除外して考えています。
ということは、
体軸回転は下の図のように
「背骨と仙骨が回る運動」
と考えていいと思います。
さきほど上で
「背骨のひねりだけでは
だいたい肩の線が45度回るくらいかなと
思います。」
と書きましたが、
背骨のひねりに加えて仙骨まで使って
体軸回転するともう少し体が回りそうですね!
---
骨格上、この「背骨と仙骨」(=体軸)を
「2本の脚」
で支えています。
2本の脚は腸骨につながっていて、
左右の腸骨が仙骨を両側から挟むようにして
つながっています。
体を左右に動かしたり回転させたりすると、
体軸は右脚に乗ったり左脚に乗ったりと
重心を左右に移動しながらバランスをとる
ことになります。
つまり仙骨が右脚側につながったり左脚側に
つながったり、ということです。
体軸を左脚の上・右脚の上に移動させる
ことで
「地面とつながる体全体の軸=体軸」
を作る感じになりますね。
---
ただここで、ひとつ問題が😲
体軸(背骨と仙骨)を左脚の上・右脚の上に
移動させることで
「地面とつながる体全体の軸=体軸」
を作るのはその通りなのですが、
人間の体(骨格)の構造上、
背骨と仙骨からなる体軸を左右の脚の真上に
移動させることは不可能です。
ですから、
体軸と脚の軸にズレがありながらも
「さも1本の軸で回っているような」
体の使い方が必要になります。
---
そのような体の使い方の鍵になるのが
さきほど書いた
「仙骨が右脚側につながったり左脚側に
つながったり」
するところ、
上の図で示した緑の線の
「仙骨と腸骨の間」
で
「仙腸関節」
と呼ばれるところです。
骨格上、
青い線で示した背骨と仙骨からなる体軸と
赤い線で示した脚の軸との
「ちょう中間的な位置」
にあります。
下の図の緑の線(仙腸関節)を見ると
わかりやすいと思います。
仙腸関節は背骨の軸に近く、脚の軸にも近い
中間的な位置にありますので、
「体軸と脚の軸のつなぎの役割を果たす関節」
と言っていいと思います。
この仙腸関節を上手く使ってあげると、
ズレのある背骨の軸と脚の軸を
「さも1本の軸で回っているかのように」
回すことができ、
体軸を脚の上に乗せて回っているような動き
が出しやすくなるように思います😁
上の図は脚の軸を示す赤い線を仙腸関節から
描いたものですが、
この赤い軸であれば、
背骨と脚を一体化させやすそうです!
仙腸関節から地面に伸びる赤い線を
見るとちょうど足の親指側にありますね。
足の内側に集めた力を
脚を伝って体に伝えやすいというメリットも
ありそうです。
---
ちなみに仙骨と腸骨の間にある
仙腸関節の位置、
最初に紹介した図の
「腰のV」
という言葉を使って動きを説明してみたい
と思います!
---
通常
・仙骨は背骨の延長(=体軸)
・右腸骨は右脚の延長
・左腸骨は左脚の延長
と考えると骨盤という概念がなくなり、
「骨盤全体を回す」
という考えもなくすことが出来ます。
動きの考え方が変わってきますね。
---
骨の絵ばかり見ていても分かりづらいので、
「腰のV」を意識した体軸回転を
ゴルフスイングの絵を見ながら考えてみたい
とも思います。
一番わかりやすいフェイズで言うと、
バックスイング時とフォロースルー時ですね。
バックスイングで体を右に回す時には
「腰のVの右脚側を中心に体軸を回す」
と考えると脚は安定したまま、
体がしっかり回ります。
「腰のVの右脚側」
を使って、
脚は安定させながら体軸を回してあげること
を考えればといいということです。
ということは、
赤い線を境に脚は固定されていて
それ以外の部分が回ればいい
ということになりますね。
こんなイメージです。
上の赤で囲まれた右脚は固定されていて、
腰のVの右脚側に腰をひねりこむような感じ
で体軸を回します。
ひねりこむと言ってもイメージしにくい
と思いますので、
もっと簡単に単純に
「腰のVの右脚側を折りこむ」
と考えるといいかもしれません。
バックスイングの時であれば、
腰のVの右脚側を軽く折ってあげるように
しながら右の脚は固定しつつ腰を回して
いきます。
---
フォロースルーで体を左に回す時には
「腰のVの左脚側を中心に体軸を回す」
と考えると脚は安定したまま、
体がしっかり回ります。
タイトル写真でも使ったこのゴルファーの
フィニッシュで
「腰のVの左脚側」にひねり込んでいく感じです。
理想的には上の図や写真で示した黄色い矢印
のように「腰のV」の線に向かって
「脚と体軸をひねりこむ」
感じなのですが動きとして難しくなるので
単純に
「赤い線で折る」
くらいの感覚でうまくいくと思います。
バックスイングでは腰のVの右脚側を折る
フォロースルーでは腰のVの左脚側を折る
このイメージです。
---
「腰のVを境に脚を固定し体を回す」
という動きをタイガー・ウッズのスイングを
見ながら考えてみたいと思います。
「Tiger Woods Driver Swing Sequence」
この動画からバックスイングとフォロースルーを抜き出してみます。
見やすくするためにここでは腰のVを
黄色で示しています。
タイガーは
腰を回しているか?回していないか?
「腰を回さない」
というと、
スイングの最初から終わりまで腰が飛球線に
対して並行のままのはずですが、
タイガーのスイングを見ると、
バックスイングではベルトのバックルは
見えていますし、
フォロースルーに向かって腰はターゲット
方向を向いていますので、
「タイガーは腰を回している」
と言えますね。
ただし、腰全体が回っているかというと
そうではなく、
下の図の赤で囲った部分は固定されたまま
です。
ここだけ見ると、
「タイガーは腰を回していない」
と言えなくもないです😉
腰は回しているのだけれど、
腰の軸足側(軸足側の腸骨)は動かさない
これが上で書いた
「腰を回してないようで回している動き」
ですね😁
「軸足を安定させて体軸を回す」
が出来ているので非常に安定感があり、
かつ、豪快なボディーターンであれだけ
パワフルなスイングができるのだと思います。
ここは参考にできそうです!!
(注)厳密には軸足と軸側の腸骨は
完全に固定されているわけではなく、
少し後ろに回っていますが、
これは
「踏ん張りを伴った上で起こる回転」
と思っていいと思います。
もちろんタイガーは
「ここは固定して、ここは回して........」
なんて考えてないと思いますが😁
---
ちなみに僕は仙骨療法士という
タッチセラピストの資格を持っていて、
仙骨に触れる機会が多くあります。
仙骨はちょうど手のひら大の大きさで、
体中の神経が集まっている場所で、
体をコントロールする上で
「非常に大切な場所」
です!
また、僕は細々と俳優・タレント・モデル
活動をやっていますが、
時々ウォーキング指導をすることもあり、
モデルの歩き方のとき
「骨盤からが脚」
とよく言います。
「腰骨(腸骨)の一番高いところからが脚
だと思って歩いてください!」
と指導することがあり、
そこにも通じますね!!
-----
やっと体軸回転の説明が終わりました😁
あいかわらず僕のブログは長くて申し訳
ありません🙇
ここからは、ゴルフスイング全体について
書いていきたいと思います。
スイング全体で「腰のV」を意識した動きを
考えると、こんな感じになります。
---
【1.アドレス】
スイングに必要な足幅を整え、
お尻を軽く引くようにして体を前傾させます。
このとき「腰のV」を軽く引き締めるように
します。
僕の個人的感覚としては
「骨盤をすぼめるような感じ」
です。
こうすることで自然と脚が内側にひねられ、
足の親指側に力を溜めることができます。
【仙骨のキャッチボールできっかけを作る】
僕の場合、
腰のVの右脚側にためた圧を
腰のVの左脚側に直線的に移動することで
トップからダウンスイングへのきっかけを
作って上げる感じにするとうまくスイング
できます。
スイング全般は回転運動なのですが、
軸足を右から左に移動するときには
少なからず直線運動がありますので、
これを意識するとダウンスイングから
インパクトに向けてヘッドが真っ直ぐボール
に向かっていく距離が長くなっている気が
します。
-----
やっと最後までたどり着きました🙌
普段なにげなく
「腰を回す」
といいますが、
腰を3分割して
「右腸骨・仙骨・左腸骨」
として考えると、
腰の回転の中でも
動かすところと動かさないところがあり、
腰を分割して考えることで
「足元を安定させつつ体軸を回す」
も可能になることもわかりました。
これは安定した体軸回転に活かせそうです!
ただし、
「腰のV=仙腸関節」
は強い靭帯でしっかり固められているので
「仙腸関節は動かない」
という人もいるくらい手強い関節です。
簡単に
「腰のVを折るように」
と書きましたが出来ない人も多いと思います。
「説明は読んでわかったけど、
体が思ったように動かない」
という方がいらっしゃいましたら
僕に知らせて下さい。
カナダでのスキー指導歴12年、
タイ式ヨガの上級インストラクターの
知識と経験、
ストレッチ歴40年の知識と経験を活かして
指導いたします!
ちなみに、僕がこの
「腰のV」
に気づいたのはスキーの指導をしているとき
でした!
個人セッションになりますが
「こうすれば出来るようになる!」
をお伝えいたします!
僕は英語の発音矯正の個人セッションも
やっているのですが、
過去に一度、
お世話になっている社長さんに英語の
発音矯正のセッションをしていたのですが、
英語から始まって、
途中でゴルフのセッションに変わっていった
ことがあります😁
一度そのやり方に味をしめたその社長さん
には何度か、
「英語発音矯正のセッション」
でご予約を頂いて始めるのですが
途中からはセッションの内容が変わり(!)、
時間の半分くらい(半分以上?)は
ゴルフ話、体の使い方の話でした😁
「どっちも(英語もゴルフも)
役に立ってる!」
とは後日談だったのでホッとしてます☺️
今の時代、
英語もゴルフもどちらも大切なので
お役に立ててよかったです😁
ご用命がございましたら、お声掛け下さい!
---
上で、
「日常なにげなくやっている体軸回転と
運動に活かせる体軸回転はちょっと違う」
と書きました。
体軸(背骨と仙骨)を左脚の上・右脚の上に
移動させることで
「地面とつながる体全体の軸=体軸」
を作るのは
日常の体軸回転も運動の体軸回転もいっしょ なのですが、
日常の体軸回転の場合、
「足でしっかり踏ん張る」
というより
「足で立っていられればいい」
という程度ですが、
運動における体軸回転は
「足でしっかり踏ん張って
地面からの反発力を運動に活かす」
という部分が大切になりますので、
骨盤を分離して考え、
「足元を安定させつつ体軸を回す」
という動きが大切になってきます。
---
もうひとつは、
地面についた足で体全体を支えながら、
腰のVで背骨と仙骨による体軸回転を支える
---
「実はもうひとつ..............」
と書きましたが、
運動に活かせる体軸回転は
「単純な回転運動ではない」
ということです。
右脚に乗ったり、左脚に乗ったり、
2本の脚の軸を右に左に移動しますので、
回転運動の中に
「少なからず直線運動がある」
ということです。
ここは体重移動にも関係してくる大切な
ところですね!
今回は
「腰は回すか、回さないか」と「腰のV」
にフォーカスするために体重移動については
ふれませんでしたが、
別の機会に書いてみたいと思います。
その他、ゴルフスイングに関していろいろな
気づきがありましたので今後のブログで
書いてみたいと思います!
---
ちなみに僕の感覚では下の図のような
「クリスマスツリーの上で胸郭を回す」
という感じでスイングするとわりと
リラックスしていいスイングが出来ます😁
スイング初めは上半身主導で胸郭・肩の線を
回します。
45度くらいまで回して限界が来たら
「腰のVの右脚側」
をちょっと折ってさらに回していきます。
そこからは上で書いたとおりです!
腰を回す・回さないと書いてきましたが、
腰主導ばかりではないです。
体軸回転の起点はけっこう高いところに
ある気がしますね!
結局回したいのは
「肩の線・胸郭」
なので体軸回転の起点がこれだけ高くても
大丈夫です!
その前提として足・脚を安定させる必要が
あり、
そのためには
「腰のV」
でしっかり体軸を支えて上げることです!
僕の長い長いブログにお付き合いくださり
ありがとうございました。
今回はこの辺で。
ありがとうございました。