灰色の時 ⑤ | マイノリティー・リポート

マイノリティー・リポート

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自分の事を含めた、
基本ニュースに為らない
ニュース、ために為る
少数派のリポートです!

父親からのDVを受けて、
俺の精神状態は

深刻な問題へと発展して行った







この時、俺は小学二年生だったが、


遺書を書いた



自殺するつもりだった



そうするしか父親からの暴力から
逃げる事は出来ないと思ったからだ



遺書の内容は忘れたが、


書き出しは
今でも覚えている。



『これは自殺です。』



この書き出しを選んだ理由は、

俺が死ねば父親が疑われると思ったからだ。



引き出しにしまわれた
この遺書は母親に見つかってしまい、


実行される事は無かったが、


例え見つからなくても

死ぬ事は出来なかった。




小学二年生の俺が考えた自殺の方法は、
鼻と口を洗濯バサミ で

つまむという馬鹿げた方法だったからだ。