父親からのDVを受けて、
俺の精神状態は
深刻な問題へと発展して行った
この時、俺は小学二年生だったが、
遺書を書いた
自殺するつもりだった
そうするしか父親からの暴力から
逃げる事は出来ないと思ったからだ
遺書の内容は忘れたが、
書き出しは
今でも覚えている。
『これは自殺です。』
この書き出しを選んだ理由は、
俺が死ねば父親が疑われると思ったからだ。
引き出しにしまわれた
この遺書は母親に見つかってしまい、
実行される事は無かったが、
例え見つからなくても
死ぬ事は出来なかった。
小学二年生の俺が考えた自殺の方法は、
鼻と口を洗濯バサミ で
つまむという馬鹿げた方法だったからだ。