1分でわかる クラリネットのベーム式、エーラー式、アルバート式の違い

さあ、今回はクラリネットのキーシステムについてです。
普段はあまり意識しないキーシステム(指使い)ですが、演奏する上でとても重要な役割を担っています。
クラリネットをされるのであれば、知っていて損はないかと思います!


それでは、早速内容へGo!


・ベーム式


出典(https://www.bc-studentclarinet.jp/)


1番よく見かけるやつですね。
世界で最もポピュラーなシステムです。

国:フランス   

開発者: イアサント・クローゼ
              オーギュスト・ビュッフェ

「あれ、開発者ベームじゃないの?」と思いますよね笑

どうやら、フルートのキーシステムであるベームシステムを元にしているので、ベーム式と呼ばれているそうです。
(2人の功績大きいのにかわいそう、、、)

特徴

・指使いが簡単(他のシステムに比べると) 

・音色が明るく華やか(響きが豊か)

・内径が早い段階から広がりだす
    →音量を大きく出せる




・エーラー式

出典(https://www.rockin.co.jp/windinstrument/2017/12/28/)


ベームに慣れていると違和感を感じますね〜笑

こちらはドイツやオーストリアでポピュラーなキーシステムで、モーツァルトやブラームスが活躍した時代の伝統的な音色を引き継いでいるそうです。

国: ドイツ

開発者: オスカール・エーラー

写真を見ていただくと分かりますが、ベーム式よりもキーが多いです。
また、小指のキーにはサックスのようにローラーが着いており、指をスライドして演奏することが可能になっています。

特徴

・指使いが難しい(特にファとドの指使い)

・音色が暗くて渋い(音の芯がしっかり) 

・内径がベル近くから急に広がる
→音量をあまり大きく出せない

・マウスピースやリードがベーム式より一回り小さい




アルバート式

出典(http://aoyagi.music.coocan.jp/m-kogi.htm)

なんか足りないキーがあったり、知らないキーがあったり、、、

国: ベースはドイツ、 システムはベルギー

開発者: ウジューヌ・アルベーヌ

このアルバート式は1950年頃まで使われていたシステムですが、現在では製造されていません。
系統としては、エーラー式の親戚にあたります。(右手小指なキーなどが似ていますね)

特徴

・指使いが激ムズ

・音色は少しのっぺり

・ディキシーランド・ジャズや東ヨーロッパの民謡音楽などで今でも用いられている。


実はこちらのアルバート式の方がベーム式よりも後に開発されたのですが、結局はベーム式に取って代わられたみたいですね、、、
指使いのクセがかなり強いです笑

以上、簡単にそれぞれの特徴をまとめてみました。

最後に動画をリンクとして載せておきますので、それぞれの音色の違いをお聞きください。
それでは!

ベーム式とエーラー式の違い