蹴るべし。
タノジョーです。
最終日ということでタイ編最終回になってます。朝練にはけっこう遅れて到着。タイの空気になじんでしまって少し不安になった。おやっさんはタンクの試合でバンコク入りしたそうなのでこの日もヒンに教えてもらう。ひと通り蹴り終えたあと、ヒンからボクシングをやろうとお願いされた。「ごめん、おれ先月顔面折れてるからさ」と断ったがヒンがマウスピースをおもむろに付けて、ペッチがタイムキープをし始める。手を合わせてしばらくするとヒンのオーバーライトがショルダーブロックをバチィッッと叩いた。けっこう痛い。おれは勘づいたよ。ちょっと通じてないかもしれないって(ぜったい通じてないよ)
ハンパじゃない緊張感だったぜ。またヒンもディフェンスが上手いんだ。しかもペッチもちゃんとタイムキープしてんだかわかんない。絶対6分くらいやってた。でも久しぶりの対人練習は本当に楽しかったよ。つぎ、眼が治ったらバチバチやりたいという気持ちが沸々わいてきた。
思えばこのとき。ここに来るまではまだボクシングにポジティブな気持ちをはっきりと出せずにいた。パタヤに来て、彼らとなんにも考えずに格闘技をした。思いっきりミットを蹴って、お互いのボクシングをぶつけ合って。最後は言葉の壁を越えて仲良くなっちまう。やっぱり格闘技は最高だよ。「ラオ・ジュー・ガン・マイ!(また会いましょう)」とジムを後にした。ちなみにペッチも現役選手らしい(ぜったいトレーナーだと思ってたよ)次は彼ともやりたいな。タイ語ももっと覚えてさ。
今日もクイッティアオに行こうとすると今度はこちらがお休み。初日に行こうと思ってたカオマンガイ屋さんにした。
これがほんっとうめぇのよ。しかもここのおばあちゃんもやさしい。なんなんだこの隣あった2店は。もうつぎはカオマンガイからのクイッティアオになっちまうよ。
ホテルにもどってのんびりチェックアウトしてバンコクに戻る。スコールが待ち受けていて、逃げ込むように空港へ。もはやさみしさ名残惜しさを感じる暇もなかった。旅の終わりなんてこんなのがいいんだよ。
てなワケでタイのNo. 1コーヒーは…
アメリカーノでした!
今週も、テンション上げていきましょう!