タノジョーです。
ボクシングという競技の特性上、身体のバランスに左右差が生まれるのは至極当然と思って目をつぶっていた。なのに、久々に体組成計に乗るとこの均等さ。間違いなくココで日頃治療を受けているからでしょう。
バランスと言えば、グラップラー刃牙最大トーナメントで刃牙をしてバランスの良いと言わしめた山本選手だよね(誰がわかるのだろう)
おれも引き続きMSGでバランス強化していただきます。
今週はなんといってもこの話でしょう。
12月6日(金)後楽園ホールで行われますDANGANに出ます。
ここに帰ってきた。試合ができるだけで今はうれしいよ。けれどDANGANに戻ってこられたのはおれとしては大きい意味がある。
ちなみに計量日の12月5日は31歳の誕生日。そして翌日に31戦目。なにかあるでしょう。
誕生日、そして勝利祝いに来てくだされ。
試合決定の報を受けたのはテニス観戦中。
テニス好きが加速してついにジャパンオープンを観に行った。試合前のウォームアップに向かうルーネが我々に手を振ってくれた。少年のような笑顔に、完全にファンになってしまう。正直なところチケットを買っていたので観に行ったが、錦織圭、ベン・シェルトンと軒並み推しが敗退してしまったので少し気落ちの準決勝だった。なのにどうだ。初めて観る選手のプレーに心奪われていた。
その瞬間である。12月6日DANGAN出場正式決定の報がマッチメーカーから届いた。おれの頭の中に数ヶ月ぶりのアドレナリンが駆け巡る。アルトゥール・フィスのスーパーショットに沸く会場と裏腹に、おれの頭は自分の試合でいっぱいになった。
こうなのだ。ボクサーの悲しい習性。どれだけ好きなボクサーのビッグマッチがあっても、自分の試合以上にアドレナリンが出ることはどうやったってない。
おれは己がボクサーであることを実感しながら、先ほどとは違ったテニス観戦を楽しんでいた。
ああ、おれも彼らのように。他の選手を観に来たお客さんをファンに変えちまうようなファイトをしよう。
6年ぶりのDANGAN。盛り上げるぜ。
ちなみにこのあと、あの少年のようだったルーネがセットを落とし、悔しさから自分のラケットを地面に叩きつけまくって粉々に壊した。さすがにショッキングで試合のことを一瞬完全に忘れた。
てなワケで今週も、テンション上げていきましょう!