彼岸まであと1週間だが、相変わらず真夏の暑さ。
田んぼの稲穂も大きくなり、刈入れを待つばかりだ。
さて、タイトルの「全裸監督」は、Netflixが配信している、AVの帝王と言われた村西とおる監督の半生を描いたドラマ。
全8回(1回約50分)で、先月8日から世界同時配信された。
ウィキペディアでは、「バブル景気に沸く1980年代の日本を舞台に、アダルトビデオの帝王と称された村西とおるを、本橋信宏『全裸監督 村西とおる伝』を原作としながら、虚実交えて描いたドラマ作品。ストーリーとしては、アダルトビデオの誕生と警察の対立、村西の破天荒でエネルギッシュな生きざま、村西の人生を変えることとなる黒木香の立志を描く。」「ネット上の口コミで評判が広まり、多くの著名人もSNSで絶賛のコメントを残している。」とある。
出演している俳優も個性派・演技派が揃った。
主演の村西とおるには山田孝之、彼を支えるスタッフに満島真之介、玉山鉄二、柄本時生他、黒木香役には新人森田望智、母親に小雪、父親に西岡徳馬、村西の母親に余貴美子、ビデオショップ社長にピエール瀧、怪しい警部補にリリー・フランキー、ヤクザの親分に國村準など。
監督は武正晴。当然ながらR18である。テレビ放送は不可能だろう。
これだけの問題作を見逃すわけにはいかない。
早速Netflixに入会して、3日間で全8話を観終えた。
Vシネマタッチで、バブル期の世相・風俗を生き生きと描いている。
「カメラをとめるな」を遥かに超える傑作である。
ただ、主人公の山田孝之がちょっと格好良すぎるか。実像の村西とおるはもっと泥臭い人物だろうと思う。
それでも山田孝之はこの作品の出演によって男を上げた。共演者たちも生き生きと演じていた。
私も彼の作品はいくつかレンタルしたが、彼は間違いなくAV界の革命児だった。
波乱万丈のバブル時代を生きてきた村西監督、バブル崩壊とともに低迷期が続いたが、ここ数年はポツポツと話題に乗るようになった。
「アウトデラックス」や「田村淳のダメ絶対!」に出演し、例の調子で健在ぶりを示している。
また私は彼のツイッターのフォロワーでもある。彼はバブル時代の風雲児だったが、彼の物の見方、考え方は至極真っ当で真面目な人物だ。共鳴する部分が多々ある。
私はエロスは生きるエネルギーと考えている。性欲の根源はリビドー。リビドーとは種族保存(子孫繁栄)の本能と言える。
孫が無条件に可愛いのは、本能のなせる業だ。
ニトリ会長と記念撮影の鈴木愛
さて、女子ゴルフのコーナー。
9月1日に決勝ラウンドが行われた「ニトリレディース」。
私の応援する鈴木愛が今期4勝目をあげた。
目標の年間5勝まであとひとつ。残り13試合で1勝すればいいので、達成はほぼ確実。
ただ賞金女王になるには、今日決勝ラウンドが行われている「女子プロゴルフ選手権」や、来月の「女子オープン」のようなメジャー大会を勝たなければ難しい。
憎き申ジエを超えるにはもうひと踏ん張り、ふた踏ん張りしなくては。私はプレーが遅い(見ててイライラする)申ジエは嫌いなのだ。