皆様、明けましておめでとうございます。

今年も「じょーじの深酌高唱」をよろしくお願いいたします。

 

前回の投稿から10日以上経ってしまい、2019年の正月もアッという間に過ぎていった。

護国神社へ初詣に行き、息子と三人でお雑煮を食べ、酒を飲んだ。

芸能人格付けチェックも見た。

勿論ニューイヤー駅伝も、箱根駅伝も見た。

しかし、今までの様に正月気分を味わえなかった。

入院中の父のことが私の頭から離れないのだ。

 

ついこの間99歳になった父は、最近衰えが著しい。

老人ホーム(介護付き高齢者住宅)で3年間を過ごしたが、去年の秋口からホームと病院との入退院を繰り返した。

そして医師の勧めにより、私は父をS病院(介護療養型医療施設)に転院させることを決意。

父に告げたのは転院の2日前。父は耳が遠いので、大事なことは筆談でやり取りをしている。幸い父は私の申し出を承諾してくれた。

 

1月4日の一日は長かった。

コンビニのバイトを8時で早退して帰宅。

紅茶を飲んで一休みして8時30分、かみさんと日赤病院に向かった。

午前9時、父の病室前には既に介護タクシーの運転手が待機していた。

かみさんは車椅子に乗った父に付き添い、私は病室に残っていた備品を回収し、看護士に入院費請求書の発行を依頼。

そして、S病院に向かう父とかみさんを乗せたタクシーを追った。

9時45分、S病院に到着。父を降ろしたタクシーはちょうど病院を出るところだった。

入院申込みの手続きをするために、かみさんの待つ談話室へ。

10時半頃終わるかと思ったら、担当職員や看護師、医師が入れ替わり立ち代わり現れ、書類記入やヒアリングを行った。

11時15分、ようやく父のいる病室へ案内された。

持参したテレビや時計、カレンダーなどの設置が終わると、今度は父の昼食を医師や看護師、栄養士と見学。

誤嚥性肺炎の父は柔らかくした料理しか食べられないが、食欲は旺盛で、アッという間に平らげた。

一段落して時計を見ると、丁度12時。ようやくS病院を後にした。

 

帰宅し、昼食後再び日赤病院へ。入院費を支払い帰宅し、今度はかみさんと父の備品の買い物。

コジマで電気カミソリやイヤホン(テレビ観用)、トラヤで座布団や靴下を購入。

帰宅すると午後5時を回っていた。

疲れた。でも少し肩の荷が下りた気がした。