散歩コースの田圃は稲刈りを終え、稲穂は天日干しの真っ最中。
今週はアクティブな1週間だった。
14日、護国神社参道で開催された「手作り市」を見に行った。
雨上がりで道はぬかるんでいたが、大勢の人で賑わっていた。
私はキーホルダーで良いものが有ればと、お店を巡ったが、購入には至らなかった。
15日、かみさんに誘われて映画「日日是好日」を観てきた。
樹木希林の遺作ということで、彼女の演技に注目したが、平凡なお茶の先生という役柄だった。
大森立嗣監督は、森下典子の原作を通して、あの小津安二郎の世界を表現しようとしたのではないだろうか。
左から多部未華子、黒木華、樹木希林
17日、松坂屋美術画廊へ「風鈴丸展」を観に行った。
風鈴丸は静岡が誇る版画家牧野宗則氏のお嬢さんで、私の大好きなアーティストである。彼女は心象風景を表現した版画作品が多いが、最近力を入れているアクリル画も繊細で優しい作風が気に入っている。
私が10年前に購入した彼女の作品「はれたらあそぼ」
18日は、かみさんと箱根の「ポーラ美術館」へ行った。
かみさんは「ルドン展」、私は藤田嗣治の収蔵品展が目当て。
ポーラ美術館入り口へ向かうプロムナード
藤田はゴッホ、レンブラントに次いで私の大好きな画家。
特に彼の描く子供の絵が気に入っていて、100枚のタイル画のレプリカが有れば是非購入したいと思っていた。
小さなレプリカが1枚だけ有ったが、余り見栄えがしないので、専用の額縁入りの複製画を1枚購入した。
藤田嗣治「パン屋さん」
藤田の描く子供たちは、生意気そうで可愛くないと言われる方も多いと思うが、彼が子供の本質を突いている様に思われて、私には好感が持てる。
戦後日本画壇は藤田を追放したが、ピカソやシャガールと肩を並べた彼に、日本の画家たちは永久に追いつくことは出来まい。
ラストは女子ゴルフ。
14日決勝ラウンドが行われた「富士通レディース」では、成田美須々が今期3勝目をあげ、賞金ランク4位に浮上した。
そして、今日決勝ラウンドの「マスターズGCレディース」ではアン・ソンジュが2位に5打差をつけて、ティーオフを待っている。
「富士通レディース」同様鈴木愛は12位。このままアン・ソンジュが優勝すれば今期の賞金女王は彼女で決まりだ。
2年連続賞金女王をめざした鈴木愛にとって、2か月のブランクは大きく、前半の勢いを取り戻すことは出来なかった。
フィギアスケートの季節がやってきた。
今日からグランプリシリーズが始まる。ゴルフは11月で終わるので、フィギア観戦は冬季の楽しみの一つだ。