去年10月、かみさんが右手足を骨折して1か月入院した。
その間私が父の面倒を見た。
朝は父の食事の支度をして出勤。午後6時までに会社から帰宅、父の食事を用意をして、病院へかみさんを見舞う。そんな生活が1か月続き、私の体力は限界に近づいていた。
入院中のかみさんと相談して、父を有料老人ホームに入れる決心をし、準備を進めた。
かみさん退院の10日前、父に以下の内容のメモを読ませた。
(父は耳が遠く、人の話を聞こうとしない傾向がある。自分の考えを理解させるのに非常なエネルギーを使うので、大事な話をする時はメモを利用している。)
「○○は来週退院するが、元のように歩けて、右手が自由に動かせる訳ではない。家に戻っても父さんの世話をするのは無理と言っている。私も仕事をしながら父さんと○○をサポートするのは厳しい。このままでは共倒れになりかねない。
そこで相談だが、父さんに先日見てもらった『介護付高齢者住宅』に入居してもらえないだろうか。
父さんが元気に百歳を迎えるためにはこの方法が一番だと思う。○○が帰るまでに考えておいて欲しい。」
父は費用の事を心配したが、私の説得で一旦は了承した。
しかし、かみさん退院の4日前に突然老人ホーム行きを拒否して私を慌てさせた。既に契約は済ませ、様々な準備は進行していた。
「○○が帰ってきたら3人で話し合おう。」と父を宥めて、退院当日がやって来た。
ー続くー
その間私が父の面倒を見た。
朝は父の食事の支度をして出勤。午後6時までに会社から帰宅、父の食事を用意をして、病院へかみさんを見舞う。そんな生活が1か月続き、私の体力は限界に近づいていた。
入院中のかみさんと相談して、父を有料老人ホームに入れる決心をし、準備を進めた。
かみさん退院の10日前、父に以下の内容のメモを読ませた。
(父は耳が遠く、人の話を聞こうとしない傾向がある。自分の考えを理解させるのに非常なエネルギーを使うので、大事な話をする時はメモを利用している。)
「○○は来週退院するが、元のように歩けて、右手が自由に動かせる訳ではない。家に戻っても父さんの世話をするのは無理と言っている。私も仕事をしながら父さんと○○をサポートするのは厳しい。このままでは共倒れになりかねない。
そこで相談だが、父さんに先日見てもらった『介護付高齢者住宅』に入居してもらえないだろうか。
父さんが元気に百歳を迎えるためにはこの方法が一番だと思う。○○が帰るまでに考えておいて欲しい。」
父は費用の事を心配したが、私の説得で一旦は了承した。
しかし、かみさん退院の4日前に突然老人ホーム行きを拒否して私を慌てさせた。既に契約は済ませ、様々な準備は進行していた。
「○○が帰ってきたら3人で話し合おう。」と父を宥めて、退院当日がやって来た。
ー続くー