
25日、UHUへよしだよしこ(敬称略)のライブを見に行った。
以前UHUのBGMで流れていた彼女の歌声が気に入っていたので、来静の際には是非歌声を聴きたいと思っていた。
ライブの模様は、てぃーだブログの「気分は常夏」を参照願いたいが、想像と現実とは少々違っていた。
彼女はかなりメッセージ色の強いミュージシャンだった。そうでない心地よい曲も歌ってくれていたが、私はこのジャンルの歌はあまり好きではない。40年前の可愛らしい印象からは随分違っていた。彼女のメッセージソングを最後まで聴くのは少々キツかった。

ライブ終了後は、ご招待いただいたI田さんと1時間余り話をした。
彼は私に何かを熱心に伝えようとしていたが、しっくり頭の中に入って来ない。年長の私に対する遠慮があるのか、婉曲的な表現が多くて回りくどい。
友だちなのだから、もっと単刀直入に言って欲しい。
たとえ思想信条が違っていても、言いたいことを言い合えるのが本当の友だちだろう。
全てを分かり合える必要は更々ない。
会っていて楽しいか、気を遣わなくて良いか、多くを語らずに意思疎通できるか。
友だちとはそういうものだ。理屈を超えたものだ。
私は彼を友だちと思っているから、彼に会って話ができたのは、過去の経緯を越えて無条件に嬉しかった。