
静岡の穏やかな天候の下、大掃除や衣類・音楽資料などの整理を終え、2013年が終わろうとしている。
「2013年を振り返る」part2では、今年観たライブ・コンサートのベスト3を紹介してみよう。
ベスト1:井上陽水 in 静岡
5月8日、かみさんと35年ぶりの陽水ライブを見に行った。場所は静岡市民文化会館。
「闇夜の国から」で始まり、アンコールの「少年時代」まで2時間20曲、バックコーラス無し、休み無しで実にエネルギッシュなパフォーマンスだった。
デビューして40年余、ずっと彼を見守ってきたが、これ程ビッグなアーティストになるとは思っていなかった。
ベスト2:琉球フェスティバル
沖縄とその音楽を愛する私は、毎年7月に日比谷野音で開催される「琉球フェスティバル」を見に行っている。この2年パスしていたが、夏川りみと喜納昌吉が出演するというので期待しながらの上京だった。
若手の「きいやま商店」「サンサナー」、中堅の与那覇徹、池田卓、大御所の大工哲弘、観客を総立ちにさせる「パーシャ・クラブ」は、りみちゃんとジョイント。喜納昌吉には少々がっかりしたが、雨の中で4時間半、沖縄の風を身体に感じた。
ベスト3:黒木祐太ライブ
黒木君との出会いはpart1で紹介したが、彼の良さはやはり生で聴いていただくのが一番。オリジナル曲は言うまでもないが、カバー曲は70年代の和洋フォークが多い。そしてビートルズ。
25歳の彼が当時の音楽に造詣が深いのは不思議な気もするが、私とベクトルが合うのだ。しかも謙虚なところが彼の人間的魅力。「まじゅん」のレベルアップにも力を貸してくれている。
彼のライブは全てが素晴らしいが、敢えて選ぶなら12月の「マキタさんとみっちゃんトコ」(まじゅんがゲスト出演)だろうか。
新春まであと6時間。皆さん、良いお年を!