
「マキタさんとみっちゃんトコ」、毎月第二水曜日はクロキユウタの日。
2か月前、彼のステージを見ていた私と相方のまっちゃんは、マスターのマキタさんから「ゲストで1ステージ出てみないか?」との提案をいただいた。
一般のお客さんの前での演奏はハードルが高いが、願ってもないチャンス。2週間後に正式にお願いし、何度か練習を重ねてきた。自宅での練習も欠かさなかった。
12月11日、その日は来た。
午後7時丁度お店に入る。マキタさん、黒木君、まっちゃんに挨拶し、早速打ち合わせとリハ。
私はウクレレを2本持参したが、アルペジオ用LGの調子が良くない。もう1本はHGなのでやむを得ずラインを使わずマイクで音を拾うことにした。(^_^;)
午後8時、材料を仕込んだ純子さんが入店。黒木君のリハも終わり、お客さんを待つばかりとなった。
私は久しぶりの焼きソバとビールで腹ごしらえ。
8時5分、お客さんが2名入店。更に常連のO木さんも。

8時30分、第一ステージが始まった。
ニール・ヤングの「孤独の旅路」、ビートルズ「夢の人」、メドレー「Night Bird~With A Little Help From My Friends」、ラストは「砂の中」。

9時15分、「まじゅん」の出番だ。お客さんも続々と入ってきた。
スタートは「生活の柄」。私はまっちゃんが2番を歌い始めた時、間奏に吹くカズーを装着していないことに気づいた。( ̄□ ̄;)
演奏を止める訳にはいかない。仕方なく間奏は「To TTo To~」で乗り切った。
2曲目から黒木君にステージに上ってもらい、ギターのサポートをお願いしてまずは「サルビアの花」。ハモリは上手くいった様だが、モニターからはウクレレ(LG)の音が出ているかどうか分からなかった。
3曲目は初めて披露する「君の友達」。歌はまあまあだったが、前曲同様ウクレレの音が殆んど聞こえてこない。
4曲目はまっちゃんのオリジナルで「自分の事は」。まっちゃんのハーモニカの間奏がいい感じ。
ラストは二人で島唄「芭蕉布」。ほぼ完ぺきに出来た。
さて、この日の採点。カズーを付けずに歌って▲10点、ウクレレを間違えて▲10点、客さんとのやり取りが上手く出来ず▲5点で、75点。でも黒木君の強力なサポートを頂き、お客さんにも喜んで頂いたので、合格点をつけよう。(^-^)v

私はある程度の達成感に浸りながら、ジントニックで乾杯。
お客さんは10人ほど。全て私と同年代のサラリーマン風の男性だ。皆さん二次会なのか既にほろ酔い気分。
10時10分、第三ステージが始まった。
吉田美奈子の「夢で逢えたら」、ビートルズの「悲しみはぶっとばせ」。
吉田拓郎の「イメージの詩」が始まると観客は俄然盛り上がった。私もアルコールが回ったせいかハイな気分。はっぴぃえんどの「風を集めて」でちょっとクールダウンした後、陽水「傘がない」ではお客さんの興奮は最高潮。
チューリップは「サボテンの花」のリクエストがあったが、「魔法の黄色い靴」。
ラストは「命の輝き」。帰り支度を始めたお客さんもいたが、私が最近一番好きな曲だ。一人でこの日のフィナーレに酔った。
お帰りの皆さんを見送りながら、O木さんに「まじゅん」の感想を伺った。
「真面目な演奏です。」と微妙なお言葉。もっと「まじゅん」のカラーを出した方が良いということだろうか。
黒木君、まっちゃんと忘年会を約束して、最終バスにて帰路に就いた。
楽しい時間を過ごせた。マキタさん、純子さん、黒木君、まっちゃん、そしてお越しいただいた皆さんありがとうございました。