
ストリート・フェスティバルが開催されている。
今年で14回を数えるこのミュージック&アートイベントには私も4年前から関っている。それ以前にも通り掛かりにたまたま覗いたりしたことがあったかもしれないが、全く覚えていない。
最初の関わりが会津里花さん率いる「白花」の応援だった。私は当時「白花」の追っかけだった。メンバーの皆さんの楽器などを見守ったり、撮影したりしていた。
私がストフェスに参加出来たらいいな、と思い始めたのはこのイベントがきっかけだった。
このライブの2か月後、私は「白花」に加入した。
翌年(3年前)のストフェスに「白花」で参加できると期待していた私だったが、規定か何かの理由で「白花」は参加できなかった。
一昨年のストフェスではシアンさんのユニット「凪」の一員として出演するはずだったが、まさかの雨天中止。
かく成る上は自分の意志で出るしかないと、昨年は「ゆらてぃく」を結成して念願のストフェス出演を果たした。
今年は・・・、ストフェス出演で一旦燃え尽きた私にはもう拘りはない。出るより見て、素敵なミュージシャンを発見した方が楽しく思える。
そんなこんなで迎えた「第14回ストリートフェスティバルin静岡」。
1日目の23日の11時50分、会場の青葉公演近くの駐車場へ車を停めた。

最初のお目当ては静岡の吟遊詩人ナカムラタツキ君。
「今日も今日とて」「何もない」「居ても立っても」「忘れちまった(?)」。
ラストは「飛行船」、お隣に座ったJimmyさんは一緒に歌っていた。
次のお目当て黒木君の出番まで1時間あったのでサンマルクカフェで昼食。

午後1時30分、黒木君のオープニングは「前夜」、続いて「どんなはな?」。
凄まじい気迫で飛ばしている。
3曲目はちょっとトーンを落として「風を集めて」、ラストは最近のヘビロテ「命の輝き」。
野外それも不特定のお客さんを相手のパフォーマンスは、閉ざされた空間のライブハウスでの演奏に比べて格段のエネルギーを要するが、さすがの黒木君だった。
演奏後の黒木君を労い、私は次のブースへ向かった。
ー続くー