
「マキタさんとみっちゃんトコ」毎月第四木曜日は、私のお気に入りギタリスト・丸山研二郎の日。
このところひと月おきに訪れている。
午後7時55分、お店に入ると既に数人のお客さんが開演を待っていた。
控えスペースにはギターを持った青年の姿も。
いつもの席に座り、マキタさんにジン・リッキーを頼む。
8時10分、第一部スタート。
まずはインスト「11月のある日」。J.デンバーの「悲しみのジェットプレーン」。オリジナル「光の雨の国」と「蕗の傘」。A.C.ジョビンのインスト曲、ラストは「しらさぎの歌」。
ここでマルケンさんのお友達・橙さんがステージに上り3曲披露した。
彼は石川県のミュージシャンで翌日のUHU「七間町夜の森」に出演されるとのこと。歌声が美しく、曲も素敵だ。
彼が使っていた6本の弦個別にOnOffができるパーシャルカポには驚いた。
この日のBGMはサイモンとガーファンクル。
第二部はそのS&Gをマキタさんとユニットで。
いつもの6曲に「バイ・バイ・ラブ」が加わって盛り上がった。

10時10分、第三部が始まった。
客席は私と、常連のO木さん、マルケン夫人の3人。
カーペンターズ「青春の影」、スタンダード「ムーンリバー」、インスト「パリャソ」、「春」、「種山ヶ原」。
ラストは「禁じられた遊び」を完璧に演奏。この曲、ギタリストは必ず挑戦する曲だが、最後まで弾き切るのは中々難しい。私も途中で挫折した。
彼のパフォーマンスはこの日も素晴らしく、至福のひとときを過ごした。
マルケンさん、O木さんとのお話も楽しかった。
お二人とは以前より親しくなれた様に思う。レベルの違いは比べようもないが、多分私が彼らと同じ土俵に上がれるようになってきたからかもしれない。