空気中ウイルスの除去装置、1月前倒し受注へ…大幸薬品<yomiuri online>


 大幸薬品は、屋内のウイルスや細菌を取り除くことができるという二酸化塩素ガスの発生装置「リスパスS」の受注を1日から始めたと発表した。

 二酸化塩素ガスは新型インフルエンザの消毒薬として注目されていることから、受注開始を当初予定から約1か月前倒しした。

 企業や病院、公共施設などでの使用を想定。最大で、学校の教室2部屋分に相当する500立方メートルの空間に対応する。人体には害のない低濃度の二酸化塩素ガスを噴射。空気中のウイルスや細菌の表面のたんぱく質に付着し、感染力をなくすという。

 装置の大きさは幅55センチ、奥行き30センチ、高さ53センチで、重さは26キロ。想定価格は1台200万~300万円。受注から6~8週間後に納入する予定だ。

大幸薬品㈱のニュースページ

2009年5月2日00時13分 読売新聞)

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