MySpaceがフル機能のウェブメール製品を作っているという情報が、同製品に近い情報源から入った。MySpaceメールは、Hotmail、Yahoo Mail、Gmai、AOL Mailなどと競合するもので、スタート時点で、世界第3位のウェブメールになるだろう。
全MySpaceユーザーに[ユーザー名]@myspace.comのメールアドレスが割り当てられる予定。サービスはまだ開発中で、公開時期は不明だ。
新サービスの最初の兆候は、一部のMySpace従業員のメールアドレスが、[名前]@myspace-inc.comに変わったことにみんなが気付いたことだった。これは、MySpace.comのアドレスをユーザーに割り当てる準備の兆しで、1997年にYahooがYahooMailをスタートしたときに行った移行作業と全く同じだ。あのときはYahooの従業員のアドレスがyahoo-inc.comに変わった。その後、われわれはMySpaceがウェブメール製品を現在開発中であることを確認した。
現在最大のウェブメールサービスはMicrosoftで、全世界に2億8400万人のユーザーがいる(ComScoreによる)。YahooMailが第2位で2億7700万人、GmailとAOLがそれぞれ1億1800万人と5000万人でこれに続いている。MySpaceのアクティブユーザー(アクティブの定義は月に1回以上ログインすること)1億2500万人によって、このサービスは直ちに世界第3位のメールプロバイダーになる。ユーザーがメッセージ/メール機能にログインすればの話ではあるが、メールがソーシャルネットワークで最も使われる機能であることを考えれば十分考えられることだ。
ソーシャルネットワークのメッセージ機能は、最先端のウェブメールから大きく遅れをとってきた。MySpaceでは、他のMySpaceユーザーとの1対1のやりとりしかできない。ただし2008年5月にGoogle Gearsと統合 して以来飛躍的に性能が向上した。Facebookでは最大20人にメッセージを送ることができ、外部のメールアドレスへの送信もサポート しているが、未だに生産性ツールとしては使いものにならないと言ってよい。MySpaceはこの件について肯定も否定もしていないが、公式コメントとして以下の広告が送られてきた。
メッセージはMySpaceの1億2500万ユーザーにとって最も利用されているコミュニケーションツールです。私たちは、ユーザーからのフィードバックに常に耳を傾け、このコミュニティーのメッセージ体験を向上させる新しい方法を検討し続けています。最近のGoogleとの提携によってMySpaceにメールの検索とソート機能を導入したことは、非常に好評です。当社は企業に関する噂や憶測についてはコメントいたしませんが、お知らせすることがあり次第、新しい製品計画について詳しくお伝えいたします。
<Techcrunch記事本文より>
もうメアドはこれ以上増えてもねぇ。。。って感じではありますが。。