ウシオライティング、白熱電球用のソケットでも使用できる電球型LEDランプをサンプル出荷開始<日経プレスリリース>
白熱電球(装飾電球)と比較して、約1/9の消費電力(*1)と約9倍の寿命(*1)を達成した
電球型LEDランプ「LEDフィラメント電球」を開発、サンプル出荷を開始
ウシオライティング株式会社(東京都中央区/代表取締役社長 山中茂樹)は、白熱電球用のソケットでも使用可能な、省エネ、環境負荷低減に貢献する電球型
LEDランプ「LEDフィラメント電球」を完成させ、12月25日(木)からサンプル出荷を開始することを決定しましたので、お知らせします。
ウシオライティングは、LED照明事業を次の主幹事業の1つとして位置づけ、これまでハロゲンランプ、メタルハライドランプ、セラミックメタルハライドランプなどで培った技術をベースに、LED照明の開発を進めています。
この度開発した「LEDフィラメント電球」は、LEDを従来型白熱電球の発光部分と同様なフィラメント状に搭載したもので、光源部分に蛍光体の調合技術
と、独自のLEDマウント方式を採用し、光の色やランプ形状を従来型の白熱電球(装飾電球)に近づけるだけでなく、透明かつクラシックなガラスバルブを採
用したものです。
これにより、LED照明は"点光源で眩しい光"という一般的なイメージを払拭、従来の白熱電球が発する温かい光色を再現し、それぞれの照明空間がもつ雰囲気に合わせた演出を可能にしました。
白熱電球や装飾電球は見た目の明るさや印象が極めて重要ですが、「LEDフィラメント電球」は、従来型白熱電球(装飾電球)10Wクラスの見た目での明るさ(*1)と印象を兼ね備えています。
また、省エネ、環境負荷低減という観点では、ランニングコストは5Wクラスの白熱電球(装飾電球)と比較して、約1/9の消費電力(*1)と約9倍の長寿
命(*1)を達成したことで、地球温暖化の原因といわれる温室効果ガス(CO2)の排出量や電気代を大幅に低減させます。
さらに、電球の使用数量、使用後の電球廃棄量も抑制できることも、省エネ、環境負荷低減に貢献します。
加えて、コストセーブという観点からは、仮に1日の点灯時間を6時間とした場合、約9年程度は使用できる計算になることから、高所でのランプ交換などの手間やメンテナンスの人件費を削減できます。
製品バリエーションとして、定格電圧は100V、ランプ形状はグローブ球とシャンデリア球の2種、口金形状は従来の白熱電球用ソケットでも使用できる
E17、E12を取りそろえ、今年度は数千本/月の規模でサンプル出荷を行い、次年度には100,000本/年の販売規模に拡げる予定です。
*1:一般的な白熱電球(装飾電球)との比較(当社調べ)
● 関連リンク
<日経プレスリリース記事本文より>なにが新しい事なのか?(こりゃあ日経さんの表題が良くないな)と思って資料pdfを見たら。。。
これは凄い!
クリア球(いわゆる普通電球の透明ガラスタイプ)のフィラメント部分がLEDになっているから いかにも白熱灯普通球の見え方のままで光源がLEDという製品のようです。
これならあのフィラメントの風情も損なわずにLED光源に切り替えできるかも。。