少年時代の夢、組立て直す? 新橋に大人のプラモ店<ITmediaNews>
東京・新橋にオープンした「タミヤプラモデルファクトリー」。30~50歳代の男性客が中心で、連日約400人が訪れる。店内では知らぬ同士がプラモ談義に花を咲かせるなど、まるで少年の心に戻れる“タイムマシン”の場となっているようだ。
東京・新橋のど真ん中に今秋、プラモデル店がオープンした。平日は夜10時まで営業のため、店内は仕事帰りに立ち寄ったスーツ姿の客でにぎわう。プラモ作りは少年の心に戻れる“タイムマシン”。さらに1万円の投資で1カ月も遊べる、不況下にピッタリの道楽でもある。
タミヤが開業
JR新橋駅から徒歩5分の模型専門店「タミヤプラモデルファクトリー」。地上2階、地下1階の店舗で模型大手のタミヤ(静岡市)の計4000に及ぶ全商品を販売し、9月中旬のオープンから連日約400人の客が訪れる。30-50歳代の男性客が中心で、店内では知らぬ同士までプラモ談義に花を咲かせる。
都内でホビー関連向けの場所といえば秋葉原が思い浮かぶ。しかし、タミヤでは「かつて模型作りが好きだった人を呼び戻すにはここしかない」(田宮昌行社長)と、サラリーマンの街・新橋にこだわった。
読みは的中した。来店してプラモ作りを再開したファンが続出し、戦車を購入した50歳代の男性は「30年もやっていなかったが、子供のころに手が届かなかったものを堂々と買えるのがうれしい」。男性会社員(42)は「死んだオヤジと一緒に作ったのを思い出す」と懐かしんだ。
不景気も追い風!?
また、週末だけの作業なら1カ月楽しめて、プラモ本体を含めた初期投資はざっと1万円。交通費はいらない。同店のストアマネジャー、半谷孝道さん(37)によれば、「安いならまたやってみよう-という方が多い」と米国発の不景気も追い風だ。同店では具体的な数字は明らかにしていないが、当初の目標を上回る売り上げを達成しているという。
ただしこの店で稼ぐのは本来の目的ではない。半谷さんは「昔は街の模型屋さんのほか文具店でもプラモを売っていたのに、今はそうした店が激減した。何とかプラモと接する機会を増やそうと考えたのがこの店。プラモ文化の発信基地にしたい」と説明する。
多くの客は4000円前後のプラモを購入するが、昔の商品が多いためか、売れ筋が読めない。旧日本軍の戦艦や空母が動いたと思ったら、ブーム時のF1カーが急に売れるなど予測が不可能で、販売歴が長い半谷さんも「こういう店はほかにない」と苦笑していた。
<ITmediaNews本文より>
私が子供の頃は、作り始めて 焦って部品をちぎって。。破損>>>事故車ジオラマ化 がお決まりのコースでしたw。
この歳になってからなら作り上げられるやも。。
