水田から電気を「収穫」:微生物を利用した燃料電池<WIRED VISION>
オランダの研究チームが、稲の水田1ヘクタール当たり最大330ワットの電力を得られるという、微生物燃料電池(Microbial Fuel Cell:MFC)を開発した。
『Environmental Science and Technology』誌に掲載された論文 によると、この研究チームが開発したものは、土の中に生息するバクテリアを利用する、超小型の発電装置だ。
バクテリアが有機物を吸収すると、余剰の電子を排出するので、これを装置で収集する。[Ars Technicaの記事 によると、イネなどの植物が根から土中に有機物を排出する作用を利用。同研究チームの沈殿型MFC(sediment microbial fuel cells)では、植物の土中に陽極があり、陰極が水のなかにある。]
ハーバード大学のPeter Girgius教授(微生物学)も、半年ほど前に 、土壌中のバクテリアをエネルギー源として利用できる可能性を指摘している。<WIRED VISIONより><続きはリンク先WIRED VISION本文へ>
電気の通っていない地域で真っ暗な田園地帯の照明ぐらいなら、この微生物発電で自給自足が出来そうなこの技術。ガソリン代がかかる発電機や、初期投資のかかる風力、太陽光発電と比較した時に気になる初期投資費用。。ただきっと蓄電池等の設備は必要なのだろうなぁ。
しかしこの技術も植物との連動があってのこと、天候不良や干ばつなどでは機能しない。
健康な天候が必須。地球温暖化防止は やはり必要なわけで。
健康な地球を!みんなで。。