監視カメラに自分の顔を映らせないヘッドバンド<WIRED VISION>
国内に氾濫する監視カメラの息苦しさから逃れたいと考える人々たちを、ドイツ発のあるアート・プロジェクトが助けてくれるかもしれない。
『I-R.A.S.C 』[英語翻訳 ]と名付けられたこのプロジェクトは、複数の赤外線LEDを環状に取り付けたヘッドバンドをはめて歩くという、シンプルな活動だ。
赤外線は人間の目には見えないものの、監視カメラでは、このヘッドバンドを装着した人の顔の周囲が白く光って見える。そのため、装着した人の顔がわからなくなるという仕組みだ。いわば、フード付きトレーナーのデジタル版といった趣だ。
このヘッドバンドは製品化されていないが、帽子と電池、赤外線LEDをいくつか用意すれば、簡単に自作できる。
『BoingBoing』の記事 を参考にした。<WIRED VISION記事より>
これは監視カメラのセキュリティにたいしての警告と捉えたい。
二重、三重にセキュリティをかけないと犯罪の証拠(なにも監視カメラは犯罪に関してだけではないのだろうけど)を捉えられないということが改めてわかったアートプロジェクトなのかもしれない。
防ぎきれなかった犯罪の証拠を掴むのには、いろいろなセキュリティの機器を組み合わせて設置する必要が有るのかもしれない。
このヘッドバンドの見た目が不明だが 見た目にも怪しいモノを付けている人に対しては気をつけたほうが良いようである。(判断は難しいところだが)