本当は気付いてたよ
両親のことは好きじゃない。
幼い頃、周りの友達の親御さんに比べて明らかに老けてることに気がついて以来、参観日も恥ずかしいし、お弁当も友達の色の着いた爪楊枝が羨ましくて、服や髪も可愛いものに囲まれたことはなかった。幼くても意識ははっきりしてたし、しっかり覚えてる。父が可愛さからかよくわからないけど、首の後ろの衿から手を入れておしり触ってきたのが物凄く嫌だった。異性としてみられるのが嫌になったし、胸が出始めた時からそれを隠すように猫背になったことの要因になった。今でも猫背は治らない、というか直してない。
母は母で専業主婦なのに家に居なかった。遊びにでも行ってるのか?それとは別に私は知ってる。毎週日曜には必ず居なくなった。たまたま一緒に外出した時に、母は私の携帯電話からどこかに電話をかけた。その履歴の携帯電話の番号。当時の友達と一緒にそこにかけると、携帯電話の主は知らない中年男性だったこと。
だからやっぱり愛が欲しいっていうか。
いろんな感情と矛盾するんだけど。
どうしていいかわかんないなぁ。
耳の奥が混沌
どうしてこんなに
何度も
同じ失敗ばかり
するんだろう
永久に変わらないものはないんだよね
だってこの携帯電話だって長くて2年、3年の命。
今、私の耳に触れてるこの枕で眠ること、皺くちゃおばあちゃんになった時までもつことないでしょ。
何も変わらないもの、変えずにいることは
自分自身になるよね
再認識しておこう。
明日も不安にならないように。