- 前ページ
- 次ページ
「大人のための勉強法」和田秀樹
著者の本は何冊も呼んでいる。
「受験は要領」「数学は暗記だ」
かなり文章を書くのがうまいというか、その気にさせられる。
受験生なら知らない人はいないくらい有名である。
自分の友人はこの著書の本を実践したが・・・
まったく結果が出なかった。
自分もかなり信じていたが、合わなかった。
まあ勉強方法は自分にあったものを自分で見つけるに限る。
人のは参考にする程度だなと高校のときに認識させてくれた著者である。
という経験があったため、半分懐疑的にこの著書の本を読んだ。
この本は著者が年50冊も出版できる秘密を自分で明かすという。上記のような経験をした自分から見ると自慢かよと思ってしまった。
著書の本業は精神科医であり、精神科医としての分析はなるほどと思う。
自分も成長したせいか、著書の書いていることにそんなにびっくりしなかった。
至極基本的なことが書いてあると思った。
相変わらずの煽り文章も健在であった。(どうも批判的な目でみてしまうな)
しかし基本を実践し続けることほど大事なことはないので、この本を参考は勉強しなおしたい人、文章を書くきっかけがほしい人には最適である。
文章の基本として、得意な型を作れ、大学入試の小論文が参考になるという主張にはさすがは和田秀樹と思った。
この本の続編はもっとノウハウが書いてあるらしいので、そちらを見るものいいと思う。
「なぜトヨタは人を育てるのがうまいのか」 若松義人
うちの地元は豊田市のとなりである。
このあたりの地域は何かとトヨタに関係していることが多く、トヨタさまさまなところが大いにある。
通っていた名古屋の大学でも、一般教養として、トヨタ式経営方法の授業があった。
だからトヨタの「カンバン方式」「JUST IN TIME」という言葉もわかってはいる。
この本は、いかにしてトヨタが人材育成に努めているか実例を踏まえて書いてある。
会社に勤めてなくても、参考になる考えは多い。
「とにかくやってみる」「知恵を出す方法」など、実生活にも役立つ。
プラス思考の考えも身につく。
プラス思考の考えを身に付ける本と割り切れば、いい作品だ。
経営の本と思って読むと、トヨタの成功話ばかりなので、本当のトヨタは見えないかもしれない。
ともあれ作品に書いてあることを実践してみたいと思ったのは確か。