「9.11」 | Joaillerie I LOVE LOUIS VUITTON♪

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「9.11」。

この日が巡ってきた。


2001年9月11日アメリカNY周辺の午前8時45分、つまり日本時間同日午後9時45分に所謂「アメリカ同時多発テロ」が起きた。


日本では、夜の10時頃から突然このニュースに切り替わった記憶がある。

悪夢だった。


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本日の午後9時45分、あれから9年が経ち、来年はついに10年。

世界はどのような様相を呈してきたのであろうか。

そして、今後は。


先日のシンポジウム「東アジアにおける民族の共生」においても、日中韓の関係とともに、やはり日米関係は欠かせない要素だった。


多くは述べない。

あまりにも多くの論説、見解が溢れ、また情報操作もなされ続けている。

その現状を垣間見るにつけ、危機感を覚えずにはいられない。

何事も「対岸の火事」ではない。


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そして、個人的な記憶としては、この「9.11」の際、研究仲間(当時は先生)もNYのその真っ只中にいて、さらには知人も仕事でNYにいた。


皆アジア人であったためか、当時の悪夢のような混乱の中、米国から出国できず、さらには「アジア人」という理由で屈辱的な検査(さまざまある)を受けたそうである。出国もままならない中、ホテルに滞在するにも「民族の区別/差別」で苦労したという体験談をあちこちから聞いた。


当時、日本にいた大学の先生または仲間たちと顔を合わせるたびに、「○○先生はどうなった。大学に連絡がまだみたいだし。」と毎日心配して過ごした。


日本にいるとうんざりするほどの脳天気な平和さに、かえって恐怖さえ覚えながら、知人たちの帰国を待った。


この違和感。。。忘れがたい。


そして、その時最も身近にいた人間と、本当に多くのことを語り合い、自らの研究にも、考え方にも影響を及ぼしたことは言うまでもない。

その身近な人間の一部ともその後に想像を絶する状況になっていったのだけれども。


思えば、このブログにたどり着くまでに、きっかけとなった出来事もこのテロも含まれている。この奇妙な繋がりにはやはり驚くが、何が何へ繋がるかは常に未知数で、そして最後には因縁を感じざるを得ない。


その後も、世界情勢において、例えば中日(つまり日中)、韓日(日韓)、あるいは台湾。。。と、お互いどこかの国にいながら、その時々の状況に関して「思考」しながら対話してきた。その時間を思い起こすと吐き気すらするほどに真剣で、時に過酷だった。


「9.11」も、思考の生命線を紡ぐ中での大きな「躓き」と「気づき」であると言える。

この事態をまた今日も刻むだろう。


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しかし、昨日からすでに身構えるかのようにこの日を刻んでいる私は、やや疲れていて、論文にも集中できないほどのさまざまな記憶、思い出が湧き起こっている。

ただ、これ以上は、このブログに綴る内容ではないと感じているので、このあたりで記事を終えたい。


最後に、「9.11」によって、尊い命、一人一人があったことを記憶し、ご冥福をお祈りします。


Joaillerie


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