今日は久しぶりの休み。外に出かけてリフレッシュ………のはずが、ボクのうっかりで、えらい恥をかくハメになってしまった!!!
始まりは今日の昼、まだ朝食を食べていなかったボクは、買い物ついでに外出。天気は雨。普段もの以外ではあまり通らない道を通り、最寄りの駅まで車を飛ばしていた。車で十分少々、何を食べようか悩んでいたボクの前に、すき屋が見えてきた。
「こりゃいい、すき屋でチーズカレーでも食べよう」
これが、あんな悲劇になるなんて。
雨のせいもあって店内の様子はよく見えなかったけど、すき屋の駐車場には、数台の車が止まっていました。時刻は3時。
「おっ、結構混んでるな」
そのすき屋に、ボクは何の疑いもせずに向かっていった。強い雨脚。傘がひっくり返りそうな風。雨のしずくが首筋に入り、背中まで落ちていく。ボクは傘を片手に足早に車から店に向かった。
その途中、店の窓(おそらく更衣室)に、2人の背広姿の男が見えた。あきらかに客ではない。一瞬目が合うものの、空腹の上寒さが突き刺していたため、特に気にせず無視して店へ。このとき気づけばよかった。
なぜ背広の男がすき屋、しかも2人肩が触れるような距離に。。。
傘を閉じ、二枚の扉を開いて店内に。さぁ何を食べようかな、と考えていたボクの目に、異質な光景が広がる。
カウンターには10人ほどの若い男女。ジーンズにシャツなどラフな服装で席についていた。しかし、その席の一つとして牛丼はおろか、コップの一つもないではないか。そして彼らの視線が、ボクに向かって突き刺さる。汗汗汗汗汗。。。 何かおかしい。しかしそのおかしさの原因が分からない。
「…………の方ですか?」
不意に声をかけられ、ボクは振り向いた。レジの裏手、これまた背広をきた30代前半の男性がいた。
……おかしい。これはおかしいぞ。
悪い予感が頭をよぎったが、かけられた声に引き寄せられるようにボクはレジの前に向かった。そして恐る恐る聞いてみる。
「あの、注文……」
「あ、まだ開店してないんですよ」
開店してない? そんなわけないだろ! 車停まっているし、客こんなにいるし。何とぼけたこと言ってんだコイツ。頭おかしいんじゃないか? ボクは空腹に後押しされるようにもう一度聞く。
「えっと、注文……飲食は……?」
「あっ、まだオープンしてないんですよ」
何っ?! しまった!!! ≪開店=オープン≫ していない。
一瞬でボクの焦りが頂点に達する。なんてこった、まだオープンしてない店に入ってしまった。そうとわかればこんなところに用はない。恥ずかしさから逃げるためと、体裁を整えるために僕が至った答えは、一秒でも早くこの店から、いやこの一帯から逃げること。「そうですか」と冷静を装って踵を返す。ダッシュで逃げるんだ、ボク!
そんなボクにむけて、背広の男はあろうことかとどめの一撃を放った。
「5月21日からオープンになります」
うるさい、そんなことはどうでもいいわ!!!
ボクは店から逃げ出した。一目散に車へ戻り、すぐ発進。確かに、このすき屋はオープン前のようだ。
看板にでかでかと「5月21日OPEN」の文字が。。。


してますのではじめはこのくらいで失礼します。