今回はKeith Sweatを取り上げたいと思います。


Keith Sweat流のスローやミディアム曲は不変で心地良く、意外と時代に合わせた攻めのアップも好きだったりします。


今回はそんなKeith Sweatの代表曲や個人的に好きな曲を織り交ぜて紹介したいと思います。



まずはこちら。

I Want Her



記念すべき1stシングル。


1987年にリリースされました。


Teddy Rileyとの共作で、この曲からNew Jack Swingが生まれたとも言われています。


今となってはKeith Sweatの印象はやはりスローなんですが、Teddy Rileyと共にNew Jack Swingの生みの親というのも凄いですね。


US Billboard R&Bチャート1位、総合チャート5位を記録。




続いても1stアルバムから。


Make It Last Forever



アルバムのタイトル曲で、代表曲と言ってもよいかと思います。


Jacci McGheeをフィーチャーした心地良いミディアム曲。


個人的にはKeith Sweatの楽曲の中で1位2位を争うくらい好きな曲です。


スローの印象が強いですが、この曲のようなミディアム曲もKeith Sweatの大きな魅力です。


US Billboard R&Bチャート2位、総合チャート59位を記録。



ちなみにJoeの曲でMariah CareyとNasをフィーチャーした『Thank Got I Found You (Make It Last Remix)』は、Keith Sweat『Make It Last Forever』のカバーに近い引用で、かなり良い仕上がりになってます。




続いてもう一曲1stアルバムから。


Right And A Wrong Way



この曲を聴くとNew Jack Swingの『I Want Her』で鮮烈デビューしながらも、1stアルバムリリース時からKeith Sweat流のスローがすでに完成されていたんだなと思わせます。


シングルカットはされていないんですが、実にKeith Sweatらしい一曲だと思います。




続いては2ndアルバムから。


I'll Give All My Love To You



アルバムのタイトル曲。


Keith Sweatらしいまったりスローですが、メロディーがかなり分かりやすくポップさも感じます。


US Billboard R&Bチャートで1位、総合チャートで7位を記録。




続いては3rdアルバムから。


Why Me Baby?



LL Cool Jを迎え、Teddy Rileyも制作に関わった一曲。


この曲もKeith Sweatらしいスローですが、クールなカッコ良さも感じます。


US Billboard R&Bチャートで2位、総合チャートで44位を記録。




続いては4thアルバムから。


Get Up On It



Kut Kloseをフィーチャーしたスロー。


この曲もKeith Sweatらしい一曲ですね。


US Billboard R&Bチャートで12位、総合チャートで62位を記録。


Kut Kloseのアルバムにも収録されています。




続いては5thアルバムから。


Twisted



聴けば聴くほど好きになった一曲です。


ちょっと明るめなミディアムスローという所は『Make It Last Forever』になんとなく近いかもしれませんが、この2曲は僕にとってのベストオブKeith Sweatの1位2位ですね。


名曲。


US Billboard R&Bチャート1位、総合チャート2位を記録。




続いても5thアルバムから。


Nobody



Athena Cageをフィーチャーしたまったりねっとりスロー。


いかにもKeith Sweat流のスローといった感じ

です。


US Billboard R&Bチャート1位、総合チャート3位を記録。




もう一曲5thアルバムから。


Funky Dope Lovin'



Gerald Levert、Aaron Hall、そしてThe Rude BoysのBuddy Banksをフィーチャーした濃厚な一曲。


Gerald LevertとAaron Hallの歌声が凄いのは知ってますが、Buddy Banksの歌声がもの凄い事にこの曲で気付きました。


シングルカットはされていませんがお気に入りの一曲。


それにしても5thアルバム『Keith Sweat』はタイトルに自身の名前をそのまま使っただけあって名曲揃い。


Keith Sweatの音楽ここに極まれり、といった一枚ですね。




続いては6thアルバムから。


Rumors



重厚で濃厚なミディアム曲。


当然Keith Sweatらしさはあるんですが、2000Wattsプロデュースっぽい重さがあります。




続いても6thアルバムから。


I'm Not Ready



これまたKeith Sweatらしいまったりスローなんですが、せつなさを強く感じるんですよね。


サビのメロディーが良い感じで個人的にかなり好きな一曲。


US Billboard R&Bチャート12位、総合チャート16位を記録。


前作の5thアルバムがあまりに良かったためか、6thアルバムの評価がいまいちだった気がしますが、僕的にはかなりお気に入りの一枚です。




続いては7thアルバムから。


Real Man



明るめなミディアム曲。


やはりKeith Sweatが作るこのタイプの曲好きなんですよね。


大きな特徴がある訳ではないんですが、心地良さが半端ないです。




続いては8thアルバムから。


One On One



Lola TroyとLade Bacをフィーチャーした、ずっと変わらないKeith Sweat流まったりスロー。


どこを切っても同じ金太郎飴みたいな音楽と言われたりもしていましたが(良い意味で)、8作目でも変わらないスタイルの曲が収録されているのはファンには嬉しい所。






最後は10thアルバムから。


Me And My Girl



この曲はKeith Sweat唯一の美メロ曲かなと思ってます。


切なさと爽やかさを感じる一曲でお気に入り。




スロー・ミディアム曲ばかりになってしまいましたが、『Things』、『Satisfy You』、『I Want You』など、2000年付近のアルバムに収録されているアップや、Slave『Just A Touch Of Love』のカバーもお気に入り。




デビューから38年、アルバムリリースは14枚でヒット曲多数。

もうそろそろR&B界のレジェンドと言ってもいいのかなと思います。

最近はたまにシングルをリリースするのみですが、今年バースデーライブをやっていて、Ginuwine、Tank、Dru Hill、SWVなども出演したようです。

Joeも出たのかな?

同じ時代を彩ったアーティストが駆けつけてくれるのは見ているこちらも嬉しい限りです。

またニューアルバムをリリースしてくれるのを心待ちにしています。




1st Album

『Make It Last Forever』






2nd Album

『I'll Give All My Love To You』






3rd Album

『Keep It Comin'』






4th Album

『Get Up On It』






5th Album

『Keith Sweat』






6th Album

『Still In The Game』






7th Album

『Didn't See Me Coming』






8th Album

『Rebirth』






9th Album

『A Christmas Of Love』






10th Album

『Just Me』






11th Album

『Ridin' Solo』






12th Album

『Til The Morning』






13th Album

『Dress To Impress』






14th Album

『Playing For Keeps』