今回はこちらの曲を紹介したいと思います。
Johnny Gill
『Feel So Much Better』
シングルカットはされていませんが、哀愁のあるメロディーがお気に入りなBabyface制作のミディアムバラード。
低音からファルセットまで自由自在に歌うJohnny Gillの歌声が素晴らしいです。
Johnny Gillは基本的にはパワーで押すタイプだと思いますが、この曲では楽曲の雰囲気に合わせて少し抑え気味に歌っているように感じます。
そこがまた楽曲の良さを引き立てているのかなと思います。
1990年にリリースされたアルバム
『Johnny Gill』に収録されています。
以前取り上げた名曲『My, My, My』収録の名盤です。
前回取り上げたAaron Hall同様、Johnny Gillも歌声に惹かれたんですよね。
Aaron Hallは不器用なまでにとにかくパワーで押す感じ。
Johnny Gillもパワーで押すタイプではありますが、引く所は引いてファルセットも多様する表現力豊かな歌い方をする印象です。
どちらも思うがままに歌っていて、「SOUL」を感じるんですよね。
R&B特有というか、ゴスペル特有の歌声。
この頃のR&Bシンガーは、子供の頃から教会で歌っていた人が多いですよね。
