落ち着いたスローで、優しい楽曲ですよね。
コーラスで5 Young Menがフィーチャーされています。
プロデュースはLeVertのMarc Gordon。
2000年にリリースされたアルバム
『How Long』に収録されています。
以前企画した『おすすめR&Bアルバム100選』でこのアルバムを選びました。
めちゃくちゃ好きな一枚なんですよね。
決して力まず、少しハスキーで優しい歌声。
Mario Winans、Marc Gordon、Steven Russell、The Characters、Myronなど、制作陣の力も大きいと思います。
落ち着いた美しい楽曲が並ぶアルバムです。
そして、セピア色のジャケットがすごく好きなんですよね。
哀愁があるというか、せつないというか、渋いというか。
LVことLarry SandersはCoolioと共演した『Gangsta's Paradise』が有名です。
そして銃弾を何発も受けたにも関わらず、巨漢だったのが幸いしてか、無事生還したという逸話も有名です。
ラップグループSouth Central Cartelに参加しているのもあって、ギャングスタなイメージだったのかもしれませんが、僕はこのアルバムを先に知ってしまったので、僕の中では優しい歌声で落ち着いた楽曲を歌うイメージなんですよね。
梅雨という事で今回も雨にちなんで『Rain』という曲を紹介しましたが、実は本当はこのアルバムから『Thinking Of You』という曲を紹介しようと思っていました。
雨とは関係ないんですが、雷の音から始まります。
そしてとにかく優しいメロディーを優しく歌うLV。
そんな『Thinking Of You』がすごく好きなんです。
だけどYouTubeを検索しても見つける事ができませんでした。
アルバムはたぶん配信もされていないと思います。
なのでCDを探さないと聴けないのかもしれませんが、是非聴いてもらいたい一曲です。
少しBabyfaceっぽさも感じますが、ポップさはあまり感じない優しいR&Bです。