今回はこちらの曲を紹介したいと思います。
Kino Watson
『Game Recognize Game(Watcha Want)』
この曲はクールなカッコ良さがあって好きなんですよね。
プロデュースはJermaine Dupri。
Jermaine Dupriらしくシンプルなトラックでスッキリしていて歌が聴きやすいです。
1996年にリリースされた1stアルバム
『True 2 The Game』に収録されています。
Hip Hopかな?
と思うようなジャケットですが、全編ミッド〜スローで、なんとなくオシャレな雰囲気もあるR&Bです。
生楽器をあまり使わず、打ち込みでこれだけ良い雰囲気を作れるのは凄いと思います。
力まない歌声も良いのかなと。
センスを感じます。
『Game Recognize Game(Watcha Want)』はJermaine Dupriプロデュースですが、それ以外の曲はほとんどKino Watson自身でプロデュースしているのも凄い所。
どの曲も雰囲気が良く、アルバム全体を心地良く聴く事ができます。
あと、僕的には1996年リリースというのが興味深いところ。
1995年・1996年、この2年辺りはR&Bの音が大きく変わるちょうど過渡期だと思うんですよね。
リアルタイムで聴いていた訳ではないんですが、このアルバムは2000年代に向けて、次の音に上手く橋渡し出来るような内容な気がします。
配信はされていないようなので、アルバムの楽曲を聴くにはYouTubeで探すか、中古CDを見つけるかになると思います。
ちなみに『Game Recognize Game(Watcha Want)』のアルバム未収録リミックスバージョンもあります。
タイトルは(Album Version)となってますが、こちらがリミックスバージョンです。
こちらもカッコいいですね。
もしかしたらこちらの方が人気なのかもしれません。