今回はこちらのアルバムを紹介したいと思います。
Martin Kember
『Cycles』
あまり知られていないような気がしますが、このアルバムは美メロ曲が詰まった名盤だと思います。
なぜあまり取り上げられないのか不思議なくらいです。
2009年リリースで、2013年にリマスターされたものが配信されているようです。
収録曲は変わっていないです。
それでは早速お気に入りの曲を紹介したいと思います。
一気に4曲。
Driving Myself Insane
A Part Of Me
Can't Get Her Outta My Heart
The Last Song
どの曲もとにかく美メロです。
特にアルバムの冒頭を飾る
『Driving Myself Insane』は秀逸だと思います。
歌声もメロディーもトラックも文句なしに良いです。
紹介した曲以外も全曲メロディーがしっかりしているので、おそらくR&Bにあまり興味のない人でも良いと感じてくれるアルバムじゃないのでしょうか?
程よくポップな美メロR&Bです。
Stargateな作風でStevie Hoangにもかなり近いですが、僕はどれも好きなんですよね。
Martin KemberはAz-1というボーカルグループで活動していました。
1992年にアルバムを一枚残していて、なかなか良いです。
そしていろいろ調べてたらColor Me Baddに在籍していた時期もあるようです。
Color Me Baddは90年代にヒット曲を出しているので知っている人も多いかと思います。
おそらく2013年あたりに加入して、2年ほどで脱退していると思います。
なのでMartin Kemberが加わり、ライブはしたけど音源は作っていないのだと思います。
ちょっと情報が少ないので詳しい事はいまいち分からないですが、メンバーが変わりつつもColor Me Baddがずっと活動していたのは知りませんでした。
Martin Kemberは1999年に1stソロアルバム
『One Shade Of Love』をリリース。
こちらのアルバムはR&Bっぽいですが、どちらかというとポップですね。
アルバム『Cycles』のラストにも収録されている、『Who』という曲がこちらのアルバムにも収録されているんですが、Raphael Saadiqがリミックスしてるバージョンも収録されています。
ちなみにアーティスト名は『Martin』だけになってます。
そして今回紹介したアルバム『Cycles』を2009年にリリース。
アーティスト名が『Martin Kember』になり、一気に美メロR&Bに変わったんですよね。
その後はシングルを何曲かリリースしていますが、アルバムはリリースされていません。
『Cycles』を聴いてしまうと、是非また美メロR&Bアルバムをリリースして欲しいなと熱望してしまいます。