今回はアルバムを一枚紹介したいと思います。
Public Announcement
『Don't Hold Back』
このアルバム、めちゃくちゃ好きで何回も聴いたんですよね。
Public Announcementは、
1992年(CDを見ると1993年になってますが、国内盤なのでちょっと遅れて1993年の1月になったのかと)に
R.Kelly & Public Announcement
としてデビュー。
R.Kellyはみんな知ってると思いますが、ちょっといろいろと問題があるようなので今回はあまり触れないように、、、。
Public Announcementは最初、R.Kellyのバックダンサー的な感じで捉えられてたのかなと思います。
しかし、R.Kellyが離れたPublic Announcementはメンバーチェンジして1998年にシングル、そしてアルバムをリリースしてヒットを記録。
そして2001年にこのアルバム
『Don't Hold Back』がリリースされました。
また一人メンバーチェンジしてますが。
R&B好きな人もPublic Announcementを取り上げる人は少ないように思います。
いいと思うんだけどなぁ。
最初はバックダンサーとしか捉えられてなかった所から這い上がる姿が好きなのもあったりします。
曲の方はなんとなくちょっとダサめな雰囲気があったり、R.Kellyっぽかったりするんですが、そこも含めて好きなんですよね。
ダサかっこいい!っていう感じ。
これってなかなか出来る事じゃないと思うんです。
インパクトがあって、妙に耳に残る感じ。
それではYouTubeのリンクを貼りつつ紹介していきたい所なんですが、公式にはあまりアップされてないようなんです。
なるべく公式のものにしたいなと思うので、今回は2曲だけYouTubeのリンクを貼りたいと思います。
ちなみにたぶん数年前からたくさんのアーティストの音源が、
アーティスト名+トピック
と書かれたチャンネルにアップされています。
画像はジャケ写のみ。
この「トピック」と書かれたものは、どうやらYouTube Musicがアップしていて、再生数に応じてちゃんとアーティストにも還元されているので問題ないようです。
その音源も探したんですが、このアルバムはそれも見つけられなかったのです、、、。
長くなりましたが、アルバムの内容へ。
最初の3曲はタイプの違うアップ曲。
タイトル曲の
『Don't Hold Back』はエッジの効いたハードな曲。
『Long Long Summer』はスムースダンサー。
そして
『Mamacita』
こちらはラテン風ファンクという感じでしょうか。
バリエーション豊かでなかなかいい感じの序盤です。
そしてここからスロー。
『U Tryin To Ride』がめちゃくちゃ好きなんです!
シンプルなトラックの上にせつない歌が乗ります。
一聴するとちょっと地味な印象を受けるかもしれませんが、聴けば聴くほど好きになりました。
なんとなく当時のR.Kellyっぽい雰囲気も漂ってますが、、、。
続くスロー
『Man Ain't Supposed Cry』も好きなんです!
こちらもシンプルなトラックにせつない歌。
『U Tryin To Ride』よりさらにせつなさが増してる感じがします。
『男は泣くものじゃないって言うけれど』
という弱音を吐いてるような女々しいサビもなんかせつなくて好きです。
そんな事を思い歌詞を確認すると、
『この目から君の涙、流してあげる』
と続いてました。
若干偉そうですね。
だけど強がってる感じもします。
アドリブもせつなく熱い感じが好きです。
これ以降は僕が好きな2曲を紹介。
まずは
『Rithickulus』
ちょっと早口で、サビのメロディーが耳に残ります。
なんとなく日本的なメロディー?
もう一曲は
『Papi』
哀愁漂うギターです。
こちらもサビのメロディーが印象的。
「Papi Papi Papi Papi Papi Baby」
のフレーズがめちゃくちゃ耳に残ります。
こっちも日本的?
この2曲が最初に書いた
「ダサかっこいい!」
という印象がついた要因です。
なんかこの感じ、僕はすごく好きなんですよね。
普通にカッコいいよりも。
今回は全体的にアルバムごと好きな
Public Announcementの
『Don't Hold Back』を紹介しました。
本当はYouTubeの動画付きで紹介したかったんですが、あまりよくわからない所からアップされてるもののリンクを貼るのもどうかなと思って。
各種サブスクで配信されてると思うので、手軽に聴くならそちらで聴いてみてはと思います。
アーティストにとったらアルバムを購入するのが一番嬉しいと思いますが、今の時代CDショップにはほとんど置いてないんですよね。
買うならネットで新品も中古も探せるので便利なのかもしれませんが、やっぱりCDショップで買ったアルバムは思い出などもあり、愛着が湧いて聴く回数も増えます。
どこで買ったかとか、意外と結構覚えてたりします。
まぁ時代の流れなので仕方ないですね。
なんて事思いつつ、あまり「昔は良かった」的なのも嫌いなので、しっかりと今の時代を見ていこうと思います。