今回はこの曲を紹介したいと思います。
Gerald Levert
『Thinkin' Bout It』
濃いですね〜。
制作・プロデュースは
Darrell "Delite" Allambyなど、プロデューサーチーム「2000Watts」の面々。
2000Wattsがプロデュースする曲はビートが重く濃厚なものが多いです。
特に2000年前後にたくさんの曲をプロデュースしてヒット曲を出してます。
この濃厚な世界観、好きなんですよね。
1998年にリリースしたアルバム
『Love & Consequences』に収録。
R&B好きはきっとみんな知ってるGerald Levert。
3人組ボーカルグループ『LeVert』のメンバーですが、ソロの方が印象が強いのかな。
ソングライター、そしてプロデューサーのイメージも強いですね。
Gerald Levertがプロデュースしたものは間違いないっていう感じもありました。
このアルバム『Love & Consequences』にプロデューサーとして2000Wattsを起用したのは、かなり思い切った人選だったと思います。
すでに自身がプロデューサーという立ち位置を確立していたので。
時代の流れもありますが、このアルバムで音の作りが大きく変わった印象です。
そして僕はまんまとこのアルバムにハマってしまったのでした。
Gerald Levertは2006年に40歳という若さで亡くなりました。
第一線で活躍してたので本当に驚きました。
そして何よりEddie Levertが心配になりました。
Eddie Levertは『The O'Jays』のメンバーで、Gerald Levertの父。
親子でアルバムを出すくらいの仲。
そんな息子を先に亡くす気持ちを考えると、、、。
数年後、Eddie Levertがソロアルバムを出した時は、なんか凄く安心したりもしました。
Gerald Levertが残した作品は数多くあります。
ソロアルバム、LeVertとしてのアルバム、親子でのアルバム、Keith Sweat・Johnny Gillと組んだLSGとしてのアルバム。
そしてThe Rude BoysやMen At Largeなど、グループを発掘してプロデュース。
偉大な父を超えるほどの存在。
たくさんの作品をこれからもずっと聴いていこうと思います。