海のものと、山のものと、小さいひとと。 -142ページ目

シール屋敷


海のものと、山のものと、小さいひとと。


 近頃のなおくんは、ひとりシール遊びに夢中になっています。シールを台紙から剥がして、ノートにペッタンコ。その集中の度合いといったらすごいです。座り込んだまま物音ひとつ立てずに、”今、声かけないでね!オーラ”を発しているかの様です。


 なので、私も声をかけずに少し離れて見ていると、そのうちに私の視線に気づいた様子で自分の頭に張ってみたり、おでこやほっぺに張ってみたりして、「どう?」と見せにやってきす。そうやっているうちに今度は、私の背中にシールを張って【どこかな?】とサインをしてみたり・・・

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なおくんの【どこかな?】サインは、人差し指を一本たてて、振り子のように左右に振ります。

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 お風呂の窓ガラスにも自動車のシールが張られ、その数は日ごとに増えて今では3つになりました。だんだん行動範囲は広がって、床、窓ガラス、テレビ画面までにも・・・。


 それを見た旦那さんが、

「今まで、お子さんのいる家が、なんであんなにシールだらけなんだろって思っていたけれど、わかったよ。」と一言。


 ああ、こういうことなのだなと私も納得です。我が家がシール屋敷に仲間入りするのも、もうそう遠くはなさそうです。