この日はいよいよギブスが取れる日。
前回は勘違いというか、肩透かしというか、ギブスが取れなかったので
今回も状況によってはギブスが取れないということがあるかもと思いつつ通院。

どうやら今回はなんの問題もなくギブスが取れそうで、名前が呼ばれると
すぐギブスを取ることに。ギブスを取る機械は、小さいチェーンソーみたいな
機械だけど、回転しているのではなく、振動しているだけということで、皮膚は絶対
切れないものらしい。実際あたっても痛くもなく、切れもしない。

ギブスが取れ、装具を付けてみる。
装具自体に違和感はないのだが、ギブスを取って行動することに大きな不安が感じている。
大体全治3か月~半年ということを考えれば経過は順調なんだろうけど、自分が思っていた
より回復しておらず、地面に足を着くことがすごく怖い。というのも、ギブスを取った後が
再断裂する恐れが大きいそうだ。
確かにギブスがあるときは、仮にギブスにあたっても足は固定されて保護されているので足に
対するダメージは小さいが、装具の場合、足に体重がかかってしまうので再断裂してしまうことがあるらしい。

まあ、色々ネットで調べてみると、早めにギブスを取ってリハビリを開始することが早期復活の
鍵らしいので、慎重に行動しながらリハビリすることを心に誓う。

自宅に戻り、シャワーを浴びるために装具を外してみると、自分の足の細さにびっくりする。
わずか3週間弱ギブスをしていただけで、おじいさんの足みたいになってしまった。
右足と比べると一目瞭然。
リハビリは、アキレス腱自体だけでなく、その周辺の筋肉の回復と強化の意味合いも強い
とのことで、自分の細くなった足を見ると納得できる。

因みに、先生は、装具で歩くのはまだ自宅だけで、外では今まで通り松葉杖で1,2週間とのこと。
しかも自宅でも歩き過ぎないようにと言われる。
ネットでは手術後翌日からリハビリをする病院もあるようなので、こちらの先生は慎重派なんだろう。

いずれにしてもまだ手術して3週間弱。松葉杖が完全に取れるのはまだ1か月程度あるようなので、
再断裂を気を付けつつ、早期回復に努めたい。