2018年11月12日。アメコミ界の巨匠スタン・リー氏がなくなりました。
95歳でした。

近年のアメコミ映画の好調ぶりからも日本のTVでも亡くなったことが報じられています。

 

ルーマニア系のユダヤ人である彼は映画や読書が好きな少年でした。

 

17歳の時にタイムリー・コミック社に入社した彼は当時の社長で叔父でもあるマーティン・グッドマン氏の編集助手を任されるが、すぐにコミックの原作にかかわることになる。その時担当したのがキャプテン・アメリカだったのは有名な話。

20歳になると兵役のため3年間アメリカ軍の通信部に入隊。

しかしコミックライターであることが軍部に知られると訓練用マニュアルやポスターなどの制作に回された。

除隊後、会社に戻るもDCコミックスからライターが引き抜かれるなどがあり、しばらく編集に残ることになる。

戦争物からメロドラマにSFまで様々な作品を世に排出。

 

39歳の時、50年代に流行っていたホラー・SF物が流行らなくなったことを期に、倒産覚悟でスーパーヒーローに現実的要素を足した「ファンタスティックフォー」を創刊。

これが人気になったことで今日に続くアメコミヒーローの流れができていきました。

 

翌年にはハルク・ソー

翌々年にはアインマン・Xメン・スパイダーマン・Dr.ストレンジ・アベンジャーズ

次の年にはデアデビルと立て続けにヒーローを生み出していきました。

 

50歳の時にマーベル・コミックの社長となるも、社長業になじめずすぐに辞退。

 

59歳の時にスパイダーマンとハルクのアニメを手掛ける

 

77歳の時にアメコミのアニメを配信する「スタン・リー・メディア」を立ち上げるも企画者に資金持ち逃げされ詐欺に会う

 

79歳の時にスーパーマンをはじめとするDCコミックのリメイクを行う

 

80歳の時に映画スパイダーマンの収益配分に不満を感じマーベルを提訴。そこで週15時間以内のスポークスマンとしての活動を引き換えに あらゆる面で厚遇する旨の契約が執り行われた 

 

こうしてみるとやはり男は40からって感じですかね?

物凄い活躍されています。

 

ついこの間のヴェノムにもカメオ出演していますが・・・

恐らく既に撮り終えているキャプテンマーベル・アベンジャーズ4にもでてくるのではないかと思われます。

 

最後の雄姿はぜひ劇場で!