今日は璃音が産まれて２ヶ月です。
一緒に過ごした時間は全然少ないけど、パパの事、解りますか？
解る訳無いですね。
パパとママは色々な話し合いを続けてきたけれどこんなに目出たい日にママから離婚すると告げられました。
もう修復の余地は無いそうです。
だから璃音が本当はちゃんと望まれて産まれて来た子なんだって事を知って欲しいからこんな形になるけど文章を残すね。
いつか片親で悩む事があってもママと自分を信じられる様に証拠として残します。
パパとママは2010年の7月16日に出会いました。
出会った頃はママは人を信用していないのかパパに嘘ばかりで本当に困った人でした(笑)
璃音がこれを読む頃にはどんなママになってるんでしょうね？
名前も住んでいる所も仕事も。。。
今から思えば本当に酷い人でした。
でもいつからか少しづつ本当の事を話してくれ、まぁ俺にバレた事もあったかな？
詳しくはママに聞いて下さい。
そしてお互いの距離を少しずつ縮めて、結婚しようと決めました。
う～ん。
パパはママの事が大好きだったんやね!!
この頃はどんな事でも我慢出来たかな??
なんとここまで僅か４ヶ月!!!
そして結婚が決まるとあれよあれよと言う間に事が進み結婚式は2011年2月20日ママの誕生日に一番近い週末を選び、2011年の2月16日に入籍予定でいました。
そんな中、なんと
2010年12月21日に璃音がママのお腹にやって来てくれました。
ちょっと順番がおかしくなったけど、出来ちゃった結婚じゃないからね(笑)
この時パパは34歳ママは22歳なんと12歳差の２人の間に璃音はやって来てくれました。
エコーで見た写真には本当に小さく点としか写ってない璃音をソラマメさんと読んでママと2人で盛り上がってた事を思い出します。
本当に嬉しかった。
璃音がママのお腹に宿ってくれた事で急遽予定を早め2010年12月24日パパとママが初めて迎えるクリスマスイブに入籍をしました。
この時はなんだかあまり実感が無かったのを覚えてる。
あっ俺達、結婚したんや～～～
なんだか実感出来なかった…
そして楽しい結婚生活。。。
のハズがパパはママを裏切って、メールサイトでメール。
それが原因でお正月は離ればなれで過ごしました。
パパはママに散々裏切られたから俺だって別にいいやん。
ずっとそんな軽い気持ちで居ました。
俺の事を責められるワケが無いってね。。。
こんな話を璃音にしてどうなるんやろ？？
なんだかママへの訴えみたいになってるね。
この時から４月・７月・９月と４回に渡って
ママからもらったチャンスをみすみす逃して自分勝手に軽率な行動を取ってました。
妊娠期間中のママともよく喧嘩して、ママを困らせてばっかりでした。
ママの気持ちを考えず、自分の考えを押し付けて、本当にママとお腹の璃音をたくさん苦しめたと思います。
だから璃音もパパが嫌いかな？
璃音はママが悲しい時、いつもお腹を蹴ってママを励ましてたんだって。
だからママにとって璃音がかけがえのない存在なんやで。
パパは妊娠出来ないから何も伝えられないけど。
一緒に散歩に行くくらいしか出来る事が無かったなぁ～。
この妊娠期間中に璃音はお腹の中で結婚式に参加して、新婚旅行で行った北海道で東日本大震災に遭遇して津波に追いかけられたりと本当に凄い事態に巻き込まれたりしたね。
覚えてる訳無いか。。。
写真があるならママから見せてもらってね。
あれよあれよと言う間に日は過ぎ、お腹の璃音はどんどん大きくなっていきました。
ママのお腹に落書きしたり、毎日お腹に話したりして璃音の誕生をパパもママも楽しみにしていました。
本当にママとは沢山の喧嘩もして沢山、仲良く出来たと思ってる。
そのうちのほとんどはきっとママが我慢してくれたから。
そして予定日から遅れる事1週間
2011年8月29日に璃音が産まれてきてくれました。
前にも書いたけど本当に産まれて来てくれた事への感謝の言葉は
どう伝えていいのかがわからなくなる程に嬉しかったのを思い出す。
『やっと会えた～』
それと同時に
『ママありがとう。』
璃音もいつか経験するだろう出産。
パパがママを見ていて思ったのは、本当に大変で、大変で、痛さと戦ってるママを見るのが辛くって、でも頑張るママは世界一綺麗で…
璃音に出会えるという一念がママを支えたんやと思う。
だからそんなママを困らせる様な子にはならないで下さいね。
そんな思いをしたママを横目に、実家に帰ったママの隙を盗んで…
暇だから～寂しいから～と理由を付けてメールをして。。。
パパはママの事も璃音の事も大切じゃ無かったのかな？？
そうじゃない、自分に甘かった。
だからパパみたいな男には絶対に捕まるなよ。
璃音が産まれてからパパと一緒に過ごしたのは２週間位かな？
コレを書いているのが璃音が産まれて61日目
そのうちの20日くらいしか一緒に過ごして無いからパパなんてこの世に存在しないのと同じかもね。
いままでいっぱい我慢をしてきたママも本当に限界だった様で、いつしかママの怒りはパパへの憎しみに変わってました。
こんなになるまで放っておいたパパが悪いんだと本当に反省してます。
そのせいで璃音が寂しい思いをするという事…
璃音、こんな事になってごめんなさい。
そして、ママに言われました
ママを力づくで押さえつけた事、パパがタバコを吸い続けた事。
こんな事もあってママはパパへの憎しみが爆発してしまいました。
璃音を産むまではママは毎日我慢の連続だった。
でもパパはその事に気付かないフリをしていた。
どこかで大変なのも我慢してるのもお互い様って気持ちがあったんだと思う。
普通に考えたら爆発するよね。
パパでも耐えられへんと思うから。。。
そんなママのイライラや情緒不安定なママを支えるどころか、ママを苦しめてばっかりのダメなパパでした。
ママの事を何も考えてなかったパパはママから愛想をつかされてしまいました。
璃音にパパが居ないのは、全部パパの責任なのです。
だから璃音の側にはパパは居させてもらえなくなるんだと告げられました。
パパが居ない事で一度でも不自由な思いをしたのなら本当にごめんね。
パパが居ない分、ちゃんとママを守ってあげて下さいね。
きっとママは璃音が居なくなったら自分を失ってしまうから。
本当は璃音とママと3人で温かい家庭を築きたかった。
璃音の成長をこの目で毎日見られる事を心待ちにしてた。
いつまでお風呂に一緒に入ってくれるのか？
どんな所に遊びに行こうか。
想像ばっかり、先の事ばっかり考えて、自分の足元を見てなかった。
だからママはパパに愛想をつかさせたんだと思う。
こんなパパでも出会う事があるのならパパと呼んでくれますか？
この世でたった一人のパパとママの血が流れている璃音
パパの事を憎んでも絶対にママが悲しむ様な事はしないでね。
きっとこの先、ママが璃音と2人の生活を選んだら数々の困難に
立ち向かう事になると思います。
そんな時、璃音はママの、ママだけの味方で居てあげてな。
きっとママはずっと璃音の味方だから。
最後に何歳で読むのか解らない璃音へ・・・
自分に正直に生きる事
人へ感謝する気持ちを忘れない事
絶対に諦めない事
を忘れないで他人を幸せにできる女の子であって下さい。
璃音はどんな大人になりたいですか？
璃音の一番仲のいい友達は誰ですか？
璃音の好きな科目はなんですか？
璃音はどんな人と結婚するんでしょうね？
聞きたい事は山の様にありますがそれはまたいつか・・・
いつか大きくなってパパに会いたくなったらいつでも会いに来て下さいね。
パパはいつまでも璃音とママの幸せを願ってます。
そしていつまでも璃音への手紙をここに書き続けます。