以前作った、ノンオーバーサンプリングDACを小規模の改良をしたので報告します。
私のキットは基板が裸なので金属に接触してショートすることがあるかもしれません。
そこでリセッタブルヒューズを入れ、過電流が」流れたとき
一時的に電気回路がオープン状態になります。
このリセッタブルヒューズは、時間が経つと元の状態に戻るので
ヒューズを入れ替える手間がはぶけます。
以前の記事とダブルのですがノンオーバーサンプリングDACの説明もします。
DACとは、デジタル-アナログ変換回路(digital to analog converter)の略称です。
ノンオーバーサンプリングDAC(Non Over Sampling DAC)とは、オーバーサンプリング処理(DA変換を行う対象が44.1kHzのPCMだった場合は88.2kHz等に変換してから処理をする)をしていないことです。
なぜかオーバーサンプリングよりノンオーバーサンプリングがいい音がすると私は感じます。
DACに使ったICは、PHILIPS製のTDA1543です。このICは、数年前に流行った物で、
ハイレゾではないので時代遅れと言われてしまえば、その通りです。
TDA1543は、出力が電流なので電流を電圧に変換(以下、I/V変換)する必要があります。
I/V変換には、抵抗、オペアンプ、トランジスタ、J-FET等を使った物があります。
私は、今回J-FET(2SK30ATM-Y)と青色LEDを使ったDACを設計してみました。
外観、プリント基板の裏表、回路図、部品表を下記に示します。
このキットもヤフオク!に出品しています。興味のある人は覗いて下さい。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/h421026538
外観
プリント基板表
プリント基板裏
回路図
部品表1
部品表2