【家呑み休日】
私が、所属するオンラインサロンの管理人さんが、実際に取材をし、それを元にして
小説化した作品。
管理人さんはねずみ年の方で、実は、私と学年同じ年なんですね。1972年~1973年3月生までの方です。
この小説を読みながら、わたしは思い出す。
幼少期、母が、実の父のことを幾度も誇りに思って話すことを。
つまりは、私のおじいちゃんにあたる人のお話なんですが、
「おれはなぁ、戦時中が、本当に楽しかったんじゃ。南の島にいってな、規則とかあんまりきびしくなくてな、
規則といいても、まぁ、かなり適当でなぁ。まぁ、適当にやってたんだよ♪
一年中暑くて(ラテンのノリと言いたい)な、海は綺麗でな(地元には海がない)
見たこともない果物(バナナ、マンゴウー、パイナップルなど)も毎日食えた上
地元の女たちとも仲よくなってなぁ、毎日楽しゅう生きとったんじや。
それがじゃぁぁぁぁ、日本が戦争に負けてしまってのう、
んで、はよう帰らなあかんことになってしまったんじゃ。で、じゃ、
帰りたくもいのないのに、
帰らされてのぅ。それで、
帰されたら、嫁が生きててなぁ、残念だったんじゃ、、、」
と、まぁ、そんな最低ロクデナシ人生を語っては、
戦後直後の広島の人たちを、笑わせて回ったそうじゃ。
(本当に笑っっていたのかは、ガチわたし知りません)
ただ、この小説では、今、何を感じ、何を考えるべきか、、、
その、今、たった今、この今を、この瞬間が大切なんじゃないか
「切実」っていう思いは同じなんだけど、
もっともっと心を深くえぐってくる小説でした。
ぬりお



