Mighty Long Fall by ONE OK ROCK 個人的な解釈、感想
思いついた解釈をどこかに残したく、ブログを始めてみました。全ては個人的な解釈なので、気分を害してしまうようなことがあったら申し訳ございません。さて、今日はONE OK ROCKの「Mighty Long Fall」について語りたいと思います。この曲は全体的に、音に合わせてリズムに乗るような単語をチョイスして作詞されたような印象を受けますね。そのため、いくら解釈といっても、受け手によっては十人十色な物語が出てくるような、抽象的な要素が多いです。ここでは、私が感じた事を、つれづれなるままに書き記していきます。('ω')私の解釈では、この曲は浮気女と別れるか別れないかの瀬戸際に立たされた男の心情を表した歌詞なのではないか、と思います。英語部分の歌詞、感覚的には理解できますが精確に訳すことは難しいです。まず最初の部分、when we met the pain stood stillIt was us痛さをこらえるという言葉は、英語でstand the painと表現しますね。ここのところの英語は、私の文法力では正しく訳せませんが、感覚的に見て「俺達の関係は傷だらけだが、それが俺達らしさでもあるんだよね。」的なニュアンスを含めているのではないかと思いました。明らかに訳としては間違っていますが(笑)Then suddenly it's where'd you go?The system blew I knew「君はどこに向かっている?システムは壊れている、俺も分かっているんだ。」ここのsystemというのは、一番最初の歌詞を指しているのだなあと思います。system=付き合うことに関する貞操観念的な。systemがblewということは、俺たちの関係性はおかしい(何故なら彼女が浮気しているから)、俺ももちろんそれを分かっている。という風に解釈できますね。その後の歌詞に関しては、様々な解釈ができますね。「more」「boy」で韻を踏んでいるあたり、歌詞はあまり深く考えない方が良さそうですね。This side of me=外側の自分 は、女は浮気していると知っていながら、包容力のある男ぶって、依然として彼女を求める。しかし、inside側を見てみると、いくら表向きはあつらえても中身はただの子供なんだ。(恐らく嫉妬で狂いそうになっている)サビの部分。mighty long fallというのは、男がこのまま浮気女と関係を続けていく先のことを指しているのでしょう。don't go it's a mighty long fallから分かるように、男は恐らく女を本当に愛しているがゆえに、なかなか別れを切り出せない。未練がある。あるいは、愛しすぎて、このまま関係を続けても良いんじゃないかとさえ思っている。そんな自分は間違っていると、本当に愛を大事にするならば、女とは別れるべきなんだ。という理性の叫びが、このサビの部分でしょうね。別れることがいくら自分にとってショックだったり、辛かったとしても、関係を続けた先はおそらく何もない真っ暗なところ、それこそ奈落の底なんだ、という警告。嘘を一つ 愛を二つそれでなんとかやり過ごしてきたでしょ?でもそれじゃもう僕をダマせないでしょ?一番分かりやすい部分ですね。女は浮気していてそれを誤魔化そうと俺に嘘をついて、なんとかやり過ごしてきたつもりだろうけど、俺はもう全部知っていて、分かっているんだ!それじゃあもう俺は騙されないよ。という風に、愛するがゆえに女に対する怒りが湧き上がっているような印象を受けますね。描きたがりな未来に明日はないいっそどうせ痛むなら傷め続けようここは多分、未練がましい男自身のことを指してるのでしょう。浮気女との明日なんかないことを知っていながら、どうしても愛しているから、有り得ないような未来を想像して、関係を続けても良いんじゃないか?って自分を納得させようとしている。でもそんなんじゃダメなことはもちろん分かっている。でも、もうこの関係は傷だらけで、俺もたくさん傷ついた。それならもう、このまま関係を続けても大した事ないんじゃないか?傷め続ける=交際を続けて傷を更に深くする ことでしょうか。恐らくこういった恋愛を経験したことのある方には、響く歌詞なのではないでしょうか。その後のget up get up get upは、理性の自分の叫びでしょうね。いい加減妄想から起き上がれ!この関係を断ち切るんだ!という叫び。Time to make amends for what you didここのyouは、おそらく自分と女、どちらも指しているのでしょうね。女が何をdidしたかというと、もちろん二股をしたこと。その罪を償う時が来たと言っている。自分が何をdidしたかというと、浮気を見て見ぬふりをしたこと。自分の甘えが故の罪を償う時が来たと。Let's shout it out completelyyou never really wanna knowここからもどことなく男の未練を感じますね。全てを叫びだせ、暴露するんだ!と言っているが、男は、本当はそんなことはしたくないし、知りたくもない。浮気された事実を女に突き詰めて、さらにその女から詳しく話を聞き出すようだったら、もうその事実を否定しようがない。未来を想像で思い描く事も出来なくなるわけだ。全体的に、男が浮気女に心底惚れているがゆえに、関係を断ち切ることに迷いが大きくあるけど、それを心の中で頑張って否定して、前に進もうとしている歌詞 という風に解釈できますね。でもどうしてでしょうか、この後もこの男は結局浮気女と関係をしばらく続けそうな気がしますね(笑)とてもいい曲です。ONE OK ROCKのMighty Long Fallでした。