窓口レディ「セルジオさん!!またですか?
もう今月で10回目ですよ!!
給料なくなりますよ!!」

おっちゃん「大丈夫や…金は無くとも俺には家がある!!」

窓口レディ「はっ?」

おっちゃん「空が天井、お家はダンボールや」

窓口レディ「いや、ホームレスになっとるやん!!
やめさせてもらうわっ」

おっちゃん「ありがとうございました~zzz」

窓口レディ「寝んな!!
家ちゃうで!!」

上司「セルジオさん、今日、あなたに伝えたいことがあります」

おっちゃん「ボーナスアップですか?」

上司「惜しい!!
卒業です
蛍の光♪」

おっちゃん「窓の雪(涙)
皆さん、今までありがとうございました!!」

上司「では、さようなら」

窓口レディ「もう帰ってくんなよ~」

大阪の総人口に占めるホームレスの割合は5割を突破…

おっちゃん「するか!!
お家あるっちゅうねん
zzz」

そんないきさつを知らず、切符をタダで貰った大阪兄は、スキップしながら弟のもとへと向かうのだった…

そして…

大阪兄「やったったで!!」

大阪弟、うまい棒3本食い

大阪兄「お前はもう食うな!!」

一発はたく

大阪弟「兄ちゃん!!
残念だったな…」

大阪兄「なに!?」

大阪弟「さっき、うまい棒をバッグから取り出そうとした時、切符、飛んでってもうたわ」

大阪兄「お前、ラッキーやったな
今ならラッキー窓口開いてるで!!」

大阪弟「やった~
ラッキー窓口♪ラッキー窓口♪」

その後、大阪弟は窓口に行ってタダで切符を貰おうとしたが、当たり前のように締め出された

窓口レディ「セルジオだけでもえらい大変やったっちゅうのに…今日はなんて日や!!」