「○○さ~ん」 「○○さ~ん」と遠くから誰かが呼ぶ声が聞こえてきて目が覚めた
病室のベッドにいるとわかりました。
看護士さんが大丈夫ですか?って聞いてきたので大丈夫です!と答えたがあまり声がでない…
しょうがないので、指でOKマークを作って高々とふってみた
娘と旦那さんが聞こえてるみたいと言っている。
聞こえてますよ、もう脳は全快ですが体がついてこない感じ。
看護士さんに血圧、採血、検温と色々されていると先生登場!
家族に例のぶつ(オペで取り除いた甲状腺)を見せながら綺麗に取り除けたから、反回神経も大丈夫だからとか説明してくれているもよう。
私も会話に参加したいが、意識はしっかりしているが体がまだ麻酔から覚めてない状態…残念
先生にも大丈夫?って聞かれたのでまたまたOKマークで答えると、元気そうで大丈夫だ!と笑われた。
先生も看護士さんもいなくなり、家族だけになり今何時かとたずねたら午後5時だと言われた。
手術時間が3時間くらいかかってると思いちょっと心配
家族も遅かったから心配したと言っていました。
5時過ぎに娘は用事があるので先に帰りましたが、旦那さんは面会時間ギリギリの7時までいてくれました。
手術室からはこばれてきたときは死んでるみたいな顔だったらしく、死んだらこんな感じなのかなって思ったなんて言うから、かってに殺すな ってでない声で言い返した。
午後7時に旦那さんが帰ってからがつらかった…
長~い長~い夜の始まり
上半身は絶対 動かしてはならないといわれているし。全然 眠くならないし。
看護士さんからは時計はみないほうがいいよって言われたけど何度も見ては進まない針にがっかりしました。
手術前に同室だったUさんからのアドバイスで看護士さんに濡れたガーゼを何枚かいただき、それを口の上にのせると冷たくてとても気持ちが良く唇や口の中の乾燥も防げた。
おでこや目にものっけたりしながら長い夜をなんとかやりすごしました。
その間、尿管カテーテルも看護士さんに尿をためる袋を振ってもらうとちゃんと膀胱から流れて楽になるので、夜中に何度もナースコールしちゃいました。
あの日の夜勤の看護士さん達、ご迷惑をお掛けして申し訳ございませんでした。
嫌な顔一つしないでお世話していただき本当に感謝しております。
ありがとうございました!